ナミダのクッキングNo.321 | 鞠子のブログ『ナミダのクッキング』

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今日、ちょっぴり悲しかったこと…

最近、「声」だけでなく「話し方」まで気になるようになってきた。

今日、客様Tさん(←女性)を私の車に乗せ、別の客様のところに向かった時のこと。
彼女は飾り気のない朗らかないい人なのだが、車中で話しているうちに、その話し方がすごく気になりだした。

いろんなことを楽しげに話すのだが、一話一話が完結しないのだ。

「日曜日、山に登ってねぇ、すごく見晴らしが…いつも車だから、たまに歩くと見えないものが見えてね…一時間ぐらい歩いたところで足が痛くなって…山歩きは靴が大事だと…アスファルトの上は歩きにくくて…」

…と話は切れ目なく続くのだが、見晴らしがどうだったのか、見えたものは何だったのか、肝心の結論まで全然話してないんだよね。

こういう話し方されると、聞いてる私は疲れてきて注意力散漫となり、結局、話は何も聴いてない。

ところで今日は、
昼食を取るために入った喫茶店で、またまたしんどい話し方の人と出会った。

私の背中側の席に座っていた女性二人。

声は、低めで決して大きくないから、本来、気にならないはずなのだが、途中からイラついてきた。

なぜだろう…

理由の1つは、「相手の声が全然聞こえないから」。
会話じゃなくて、一方的な演説状態だ。
その演説がまた、抑揚なく、切れ間なく、噛んで含めるような話し方なのが、2つ目の理由。

…などと言っても、私も実は、話し方で損をしてるなあと思うことがたびたびある。伝えたいという思いが先走って「まくし立てるような話し方」をしてしまうことが多々あり、そのたびに後で落ち込むハメに。
特に口数の少ない客様と話す時は要注意。つい、ついやってしまう。

一呼吸、整える。
気持ちゆっくり目に、はっきり話す。
クレーム対応などは別にして、基本的には笑顔で話す。
そして語尾まで、きちんと話す。

声美人はムリだけど、話し方美人なら、心がけ次第で近づけるかもしれない…