午前中、知らない男の人が職場にやってきた。(←老若男女、いろんな人がしょっちゅう出入りするので、さして珍しくもないのだけれど)
出された名刺を見たら、O金庫の行員さんだった。
名刺を確認した後、改めて彼をしげしげと観察してみたら、首に写真つきのO金庫の身分証明書カードをかけていた。
毎月、月末の一日前に、振込等の手続きをしにO金庫の行員Hさんがうちの職場にやってくるのだが、何でも今日は、用事で隣市に出かけており、代理で来たとのこと。
積立と振込依頼書、住民税や労働保険等の納付書、通帳と預金払戻書を渡すと、彼はいつもHさんがしているように検算したあと、ハンディタイプの機械(←なんという名前かわからない)で受取書を出力し、あいさつして引き上げていった。
この間の所要時間10分程度。それが何かひっかかってモヤモヤする。
この人、本当にO金庫の行員だろうか。名刺も身分証明書カードも、つくろうと思えばいくらでもつくれるじゃない。
本当にO金庫の行員、なんだろうねぇ?…
不安になってきた…
現金や通帳といった大事なものを預けるのだ。
いつもの行員Hさんは、何の用事で隣市に行ったのか知らないけど、普通、「今回は、私の代わりに××というものがお伺いしますから…」と事前に一報入れるのが常識ではないだろうか。
今回は、置いていった受取書も、振込依頼書に押された印も、いつも見るO金庫のものだから間違いないと思うけど、簡単に信じて書類を渡した私自身の甘さを大いに反省したのでした。
…と同時に、銀行サイドも、ちょっと配慮が欠けているのではないかと思う出来事でした。