ナミダのクッキングNo.192 | 鞠子のブログ『ナミダのクッキング』

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今日、ちょっぴり悲しかったこと…

今日、職場に新しいコピー機(←正確には複合機)がきた。リース期間満了につき。

事務所3階、階段は幅のせまいらせん形。先回の入れ替えの時も、やってきた事務機屋さん数名、機械の出し入れに四苦八苦していた。
その苦い経験を踏まえてか、今日はピアノ運送の人を依頼した、と言う。

そうこうするうちに、二人のピアノ運送さんが来た。
一見、ごく普通の体格。それがすごいのよ、彼ら。コピー機にスポンジが入ったような厚手のシートを巻き、幅10センチくらいの太いベルトを機械と首腰にかけ、あっという間に持ち上げた。

階段は二人が横になって運べるほど幅がない。つまり一人が下側、一人が上側になって運ばなければならない。
それなのに、さっさと古い機械を一階まで下ろし、その足で新しい機械を運んできた。
機械を床に置き、ベルトをはずし、息が切れるようなこともなく、元気いっぱい「ありがとうございましたっっ!」って挨拶して帰っていった。
ホント、すごい。もう、脱帽です。

佐川急便さんとかクロネコヤマトさんとか、しょっちゅう集荷や配達に来るけど、この人たちも本当に力持ち、かつ動作が速い。とんでもなく重いものを走って持ってきたりする。
重いものを持つコツがあるんだろうけど、さすがプロだなって思う。

そういえば、忘れられないクロネコヤマトのドライバーがいる。かつてうちの職場エリアを担当していたスザキくん。力持ち、速い動作はもちろんだけど、すごく雰囲気のいい男の子だった。
毎月一度、1000部程度の発送物を出すのだが、集荷に来てもらった時に封入作業が終わってなくても嫌な顔一つせず、一緒に作業してくれたりする。たまたま私が1人の時に荷物を持ってきてくれ、ついでに書類の入った重い段ボールを倉庫まで運んでくれたこともある。明るくて、イキイキしてて、彼が来ると何となく事務所のムードが明るくなった。

担当エリアが変更になった時、彼はスーツ姿で挨拶に来た。あまりにキリリとしてて見違えてしまった。
「いろいろお世話になりました。こっちの方に配送に来ることがあったら寄ってもいいですか?」って…

後にも先にも、お別れの挨拶に来てくれたドライバーは、スザキくん1人だった。

どの道でも、プロはすごい。
それもキビキビ仕事をしている人は本当にすばらしい。

私は…
ああ、ゴメンナサイ…