悲しい時に泣ける、とか
嬉しいときに泣ける、というのはわかる。
不意打ちのように泣ける、というのはどうしてなんだろう…

私の場合、本当に音楽がヤバい。

先だって合唱団の合宿、課題曲の1つがBACHのMOTETTE『Jesu、meine Freude』と聞いて、マズイな…と思った。
この曲、なぜか無条件に泣けてきてしまうの。

…でやっぱり、予感的中。歌い始めてどれだけもたたないうちに、ウッと込み上げたが最後、止めよう止めようと思っても、ナミダがとめどなくなった。周辺のトモは驚くけど、ナミダの理由、説明しようがない。

ヤバい曲は他にもいっぱいある。BACHのkANTATE4や21、MOZARTのRequiemも、歌いながら泣けてしまう。

クラシックだけじゃない。この前、テレビでクイーンのフレディ・マーキュリーが、一部分だけたどたどしい日本語で歌う「手を取り合って…愛する人よ…」(←題、忘れた)をなにげに聴いたら、号泣状態になってしまった。

ナミダは止まらないわ、そのくせマスカラは気になるわ。
私の心の中は、一体どうなってんだろう。

「不意打ちで泣けるのは、心のどこかがずっと泣いてるからだよ。思い当たることない?無理して見ないようにしてることとか、ない?」と、音楽をしないトモ、Uちゃんに言われた。

あるよ、Uちゃん、私。