「甥っ子が、最近、俺のことを”オジチャン”と呼ぶからすごいショック」と知人が歎いていた。
「まあ”オジチャン”と言われてもやむを得ないよね」
「鞠さんだって同年代だろ?」

それはそうなんだけど。
よくよく考えてみた。甥、姪、それぞれの奥さん、旦那さん、彼らの子ども…そういえば、私は全員から、”下の名前のちゃん付け”で呼ばれている。幼稚園に行ってるチビも、”下の名前のちゃん付け”で呼ぶ。
そう呼べと強制したことは、ただの一度もないのに…

そうそう、仕事関係のお客様、担当している近しい皆さんも、8割方”下の名前のちゃん付け”あるいは”さん付け”だ。
名字で声をかけられることは、ほとんどないということに、今頃気付いた。

なぁんでだろ?

すごい年取っても”下の名前のちゃん付け”なのかなあ?
うれしいような悲しいような…

「鞠さんって、名字”○○”なんだって?知らなかった」
と言われたこともある。3年ほど前から担当させてもらってる女性から。まわりが誰も名字で呼ばないから、忘れられてしまったらしい。
「…ということは、芸能人と同姓同名なんやねぇ。知らんかったなぁ」

…だって。
ちなみにかなり過去の人となった芸能人ですが。

いずれにしてもも喜ぶべきか悲しむべきか。

どっちでもいいか…