
ピアニストの河合優子さんに、月刊「ショパン」のホームページでコラムを書いて頂くことになりました
ホームページの右側のバナーをクリックすると、読めるようになっています
不定期ですが、時々のぞいてみて頂けたらうれしいです
河合優子さんは、ポーランド・ワルシャワにお住まいのピアニスト
愛知県のご出身で、愛知県立芸術大学の卒業と共にポーランド国立ワルシャワ・ショパンアカデミーに留学
きっかけは、ヤン・エキエル先生の日本でのマスタークラスだったそうです
レッスンの後、エキエル先生からワルシャワ留学を勧められ、
「この先生しかいない」と直感していた河合さんは迷うことなく、ポーランドへ
もうすでにお気づきかと思いますが、ヤン・エキエル先生は著名なショパン研究家で、
ナショナル・エディションの総編集長
2003年に、NHK-BSでナショナル・エディションへの研究を取り上げた「ショパンに捧げた人生」という番組を見たときの感動は今も忘れられません
記憶していらっしゃる方も多いのでは
そんなエキエル先生のもとで音楽していらっしゃる河合さんにとって
ナショナル・エディション(=ショパンの書いた本当の音)は呼吸するのと同じ
日本のピアニストからも、ナショナル・エディションに関することのご質問を多く受けると聞きます
河合さんは、この版によるショパン作品の多くをレコーディング
オフィシャルサイトのdiscographyで、そのすべてをご覧になれます
これから演奏してみたいと思っている方は一度、聴いてみてはどうでしょうか?
“そんなこんな” を含めて書いて下さるコラムは、
きっとみなさんに何かを与えてくれると思います
是非、ご期待下さい!
(M)
P.S.
写真の中に映っているスタインウェイ、今とロゴマークが違いますね
ワルシャワのご自宅のB型(セミコン)だそうですが、
お尋ねしてみると製造番号からみて、どうも1880年代のものらしく、とても質の良い木を使っているそうです!
ベルディもワーグナーもまだ生きていた時代のピアノです