無理矢理就職したものの | アダルトチルドレンと共に生きる

アダルトチルドレンと共に生きる

ここまでの自分の生きづらさがアダルトチルドレンだと気づいた時の衝撃。
今までの全てが腑に落ちた瞬間でした。
わたしの場合を記していけたらと思い過去と向き合います。


アダルトチルドレン
HSP


高校を卒業して進学はさせてもらえず、母の会社系列の本社に、わたしには半ば何の相談もなく就職させられるのです。
わたしにはやりたい事があり進学させてもらえないかと何度もお願いしたのですが、『そんな事やったってしょうがないでしょ』と一蹴され、卒業式の次の日に自宅から5時間かかる地方に就職しました。
就職の準備もなく、ある物を詰めて父の運転で会社の寮まで送ってもらいました。母も同行していたのですが荷物を下ろし何も言わず帰ってしまいました。2、3日分の衣服類と歯ブラシくらいの持ち物です。母の事を知っている社員も多く、会社では良くしてもらいましたが寮には何もないので給料日まで何も買えませんでした。当時、携帯電話もないのでわからない事を聞く時は夜遅くても公衆電話まで行かなければなりません。キッチンがあっても包丁もお皿もないので毎日コンビニのお弁当です。お金は父が帰り際に母に内緒で50000円置いていってくれました。
たまたま高校の友達が近くの専門学校に通っていて会えたので色々教えてもらい助かりました。友達のアパートに行くと、テレビもベットも揃っていて、逆にわたしの寮に来ると『え?何もないじゃん』ってびっくりするのです。会社の人たちは皆良い人で何も困らなかったのですが仕事自体が合わず、夜何度も母に電話をして、『どうしても仕事ができない、お願いだから辞めさせて欲しいショボーン』とお願いしました。なかなか辞めていいとは言って貰えなかったのですが、友達の『なんでそんなに嫌なこと無理してやってるの?自分の人生じゃん』と言う言葉で踏ん切りがつき、母には内緒で仕事を辞めたのです。母を裏切ったようでとても怖かったです。自分の人生なのに常時頭の中には母がいて、母はどう思うか、母がなんて言うかで判断するのです。辞める時は母に迷惑がかからないよう部署の部長に泣きながら辞める謝罪をしましたが『無理なことは無理しなくて良い』と言ってもらい無事辞める事ができたのです。母はというと、『どうせ続かないと思った』と一言。
この言葉もあまりにもひどいけれど、
『わたしの顔に泥塗ったわね💢』とか
『ふざんじゃないわよ💢💢』と言うのを想像していたので妙に安心したのを覚えています。