LDRに入って助産師さんに
今日中に産まれますか？って尋ねたら
「うーん・・・こればっかりはねー。どうかなー？」
って言われて、
あぁ、また今回も日をまたいだりして
長い苦しみを味わうのか・・・と憂鬱になる。
そして津波のように襲ってくる陣痛。
呼吸を整えたいが
うまく呼吸ができず
「ふーーー、ふーーーー
」
と甲高い声で唸る。
（これは前回と同じ）
旦那には腰をさすってもらいながら
もう片方の手で肛門を押し上げてもらう。
でもだんだんさする手の力が弱くなったり
押してくれるポイントがずれたりして
そのたびに旦那をしかりつけてた。
（これも前回と同じ）
しばらく夫婦二人での闘いが続いた。
（子宮口がある程度開かないと助産師さんが出動してくれない。
ずっと隣の部屋で様子をうかがいながら待機しているみたい。）
11時頃かな？（実際何時だったかはわからん）
助産師さんが内診しにきてくれて
旦那を外に出して
仰向けになって脚開けとか言うけど
今まで肛門押してもらってた手がなくなって
発狂しそうになる・・
そしてこう叫んだ
「旦那に何見せてもかまわないから
旦那におしり押させてください！」
じゃないと仰向けになって脚開いてらんなかった。
助産師さんは、それなら・・と
旦那再び登場。
肛門押し係続行。
内診の結果
「日中に産まれそうですよ！そろそろお産の準備しましょうか！」
って、先生呼んでベッドを分娩台に変身。
しばらくして先生が研修医2人引き連れてのんきに登場。
「は～い、がんばって～～～」
とゆるーい感じで応援してくれた。
ここまでくればもう大丈夫。
今までいきみたかったのを我慢していた分
波が押し寄せてきた時に
「いきます！！」
って宣言して呼吸整えて
2-3回いきんだらにゅるっと出てきた
「よかった～～～
あーーーー辛かったよー。
疲れたよーーー。」
と何度も繰り返し言っていた。
正直、赤ちゃんが生まれた喜びよりも
自分が産みの苦しみから解放された喜びの方が勝っていたかも。。。
とりあえず赤ちゃんには
「こんにちはー」
と挨拶だけしといたけど。
その後、
研修医に切開したとこを縫ってもらったんだけど、
これがまた
「あーでもない、こーでもない」
と二人で言いながらけっこうな時間をかけて縫ってくれたわけで・・・
私正直怖かったー。
後日この話を仲良くなった助産師さんに笑い話として話したら
研修医の先生がわざわざ私の病室を尋ねてきて
その時の説明（不安解消のために）しにきてくれた・・・笑
ちなみに抜糸も同じ研修医だったんだけど、
まぁ抜糸は痛かったよね・・・
でも、その後の傷の痛みは里桜の時より断然楽なんだよ！
なんか私、研修医を信用してなくて、、、ごめんなさい、って感じ。
上手に切って（たぶん切ったのも研修医）上手に縫ってくれてありがとうございました！
と伝えたいですー。
そんなこんなな今回のお産でした。
助産師さん曰く
【安産】だったって
私からしたら、
里桜の時も今回も発狂しそうになるくらい苦しかった。
産みの苦しみはお産にかかる時間にかかわらずやっぱり大変！
出産した瞬間、
3人目いつにしよっかなーーー
って考えてた自分には我ながらビックリだったけど。
いまだに名前をもらっていないボクちゃん。
私の実家では「へごたろう」（意味はわかりません）と呼ばれています。
早くしないと本当にへごたろうになっちゃうから
頼むよ、父ちゃん。
マジで。