昔のことは考えないが。

お風呂に入っていて、ふと、30年前、神奈川の希望が丘の会社の社宅で、

このブログを始めた当時のことを思い出した。

主人はそのころから、空が落ちてくるのではないかという杞憂の激しい人で

あった。その気質は、齢を重ねても、楽観的にはならなかったようだ。

最近、物に躓いてしまうと嘆いている。

躓いて、骨でも折って、寝たきりになったら、大柄な彼の面倒は見れないと

言い置いた。

彼がこの諏訪に越してきたころ、真剣な表情で、私の老後の介護はすると

決意を述べたとき。あっさり、断った。

プロに任せたいと。

彼は、安堵のような、がっくりしたような表情を浮かべたが

私は、なんとも、思わなかった。

素人の介護で、暗い表情を見るのは、勘弁してもらいたい。

元気な今でも、暗いのだから。なんちゃって。

このブログは、主人は見ていない。へっ。