古書店「言事堂」さんで買った絵本。
中身も可愛い。
バルーンの形をしていて、開く。
今日は、夕刻、千客万来だった。
まずは、野良猫の孝子。
天敵。
友人、知人が続けて二名。
本当は、相撲をじっくり、観たかった。
それは、顔に出さない。
人間というのは、不思議なものだ。
顔を観ただけでは、内心というのもわからないし、長いこと、付き合っていても、
わからないこともある。
また、その人の人生もわからない。
長いこと、じっくりと観察するのが好きだ。
遠くから、ぼんやりとした風景がはっきりした像を結ぶとき。
別れや出会いが交錯する。
私は人間関係に淡白だ。
去る者は、追わないし、去るときは、後ろを振り返らない。
小さいころ、転勤族で別れが一年毎に来ていたせいかもしれない。
その人のことを忘れられなかったら、大変だ。
彼らも私のことを忘れただろうし。
私も忘れた。
それが、生きるということだろう。
深い執着は、時として、不幸である。
