野良猫の孝子が来る道。

この階段の上から、なきながら、降りてくる。

私が起きて、しばらくすると、外を見ると、階段の上に佇み、私の顔を見ると、

にゃあにゃあ、なきがなら、降りてくる。

飼いたいという野望は果たせていない。

太郎とも仲が良い。

なんの問題もないはずだが。

彼女の人選は私が選ぶものではない。