人類が立つべき共通の精神的基盤とは、国籍、民族、宗教等々は異なっても、

皆が同じ人間であり、同じ地球に住む同胞なのだという認識をもつことである。

また、生命は尊厳無比であり、いかなる理由によっても、

人間を手段化してはならないという思想である。

さらに万人が幸福になる権利があるという哲学である。

 

小説「新・人間革命」(池田大作著)より