今日の「ほぼ日」で、糸井重里さんが「人の悪口を言わない人は、かっこいい」と書いてあった。

私は、悪口を言うタイプだ。

とりわけ、天敵。

ほぼ、一貫して、悪口を人にも本人にも言い続けた。

あらゆる角度で。言い方で。

 

ところが。

週末帰って来た主人に天敵から、「平谷さん、もっと、頑張って欲しい」と言われて、ブチ切れた話をすると。

彼は、一回しか、天敵に会ってないのに、ひとこと。

「自分のことしか、考えてない人だよね」と静かに。

 

ああ、そういう角度で、見たことがなかったから、驚き。

ああ、私が、いろんな表現で、罵倒してきたのだが。

本質的に、彼女は、自分のことしか、考えてないという一点から、行動、言動が出ていたのだ。

そこに、まったく、気が付かなかった。

 

人を観るとは、こういうことだと、今頃、知った。

悪口を言いまくっていた私って。と思った週末だった。

 

自分のことしか、考えてない人には、何を言っても、のれんに腕押し。

徒労だったのだ。

 

私もそこから、出発しなくては、いけなかったのねえ。

そのことがわかると、いろんな行動、言動が納得いくもの。

腹を立てること、なかったんだ。

 

自分のことしか、考えてない人に、どうして、こんなことができるの?って、言ったって、わからないすよね?