今日の聖教新聞で、「歴史の教訓から学び新たな社会の建設を」と呼びかける英オックスフォード大学 マーガレット・マクミラン名誉教授は、結論をこう結んでいる。
第一次大戦と第二次大戦の戦間期の教訓から学ぶべきは、”自分たちさえ良ければいい”という偏狭な国家主義にとらわれてしまえば、世界的な危機を解決できないどころか、危機が連鎖してしまうということです。
コロナ危機から「良き変革」を生み出すのだとの希望を失わず、失敗からは謙虚に学び、決して油断せず、次の危機に備える。
冷戦後の新たな世界秩序がいまだ存在しない社会だからこそ、危機を乗り越えるための、私たち一人一人の生き方が問われているのではないでしょうか。
聖教新聞2021.8.5.より抜粋しました