寝室の窓のカーテンをあげて。

外にも桃の花の赤。

 

人は、人を理解できるのだろうか。

理解はできなくとも、「なにか、困ったこと、ありませんか」とは言えるはずだ。

実際、なにもしてくれないとも、その言葉だけで、ほっと、できる。

 

さあ、窓の外の樹の枝を整えるかな。

ツンツン出ているところ。

 

思いっきり、延ばした枝も、綺麗に整えた枝も、どちらも美しい。

 

朝が来るたびに、新しい自分と出会うことができる。