商店街のとりわけ、小売店を応援している私。
先日、ある惣菜やさんで様子を聞くと、二階でやっている宴会がすべて、キャンセルになったので、苦しいと。
「がんばってください」と言うと、美しい女将さんは、眉をキッと上げて、「何をがんばればいいの?」と。
そうとしか、言いようがなかったのです。
だけど、きょう行って、惣菜や弁当を買っていると、棚には予約のお弁当でいっぱい。お客さんも、たくさん。
町の食べ物やさんが臨時休業をしているので、そのお客さんが集まったようです。
人生は最後まで、わからない。
最後に勝てばいいというのが私の考えです。
人生は何があるか、わからないのです。
ネバーギブアップ。
この言葉は、万能川柳の親しい方に葉書で書いて、送ろうと思っています。
彼も苦境の只中であると感じています。
そして。
きょう読んだ聖教新聞に素敵な言葉を見つけました。
「広汎性発達障害」の青年が小さな頃。
お母さんは受け入れてくれる保育園を探し回っていました。
やっと見つけた保育園で。
最初は発達障害とわからなかったのですが、園長先生が異常を感じ取ります。
診察と療育手帳の取得をお母さんに勧めます。
こう言って。
「手帳があれば、一昭(園児の名)さんを守ってあげられます。周りから”できなかったことを注意される”より、”できることを褒めてもらえる”ように。そこに天地雲泥の差が出てきますよ」
一部、聖教新聞より抜粋しました
親子は創価学会員。
園長先生は違います。
その後、一つ一つ、居場所を見つけ、成長した一昭さんのことを見守ってくれたようです。
なんて、素敵な言葉なんでしょうか?
私たちも今、不自由な生活、困難な生活にいることは間違いありません。
だけど。
たった一点、見る角度を変えただけで、見えてくる風景が
変わってくることもあります。
自分の行く道を開いていくこともできます。
私には、何ができるだろうか?
ネバーギブアップ。
