【２０２４年 １月 ２２日】Ｎｏ１６４６
大館市で快適で省エネな住宅の
設計と施工をやっている
直洋建設の砂川です。
今日もご覧いただき
ありがとうございます。
家の新築工事、その一連の流れで
家の外回り（外構）の工事を進める方も居れば
新しい家が完成した後に（数年後に）
家の外回り（外構）に着手する方も多いです。
一概にどちらが良いとは言えませんが
敷地内における車の出入り、切り返しなど
実際に使ってみてから外構の計画を
決めた方がより失敗は少ないと言えます。
雪国ですから
今年の冬の様に雪が非常に少ない
特異な年はあまり検討材料になりませんが
寄せた雪をストックしておく
場所、広さに関しても同様
一冬経験してから
決めると後からこうすれば良かった・・・
ということは極力回避できるでしょう。
一方で資金面から見ると
外構工事の分も住宅ローンに加えて
一度に借りた方が何かと好都合という事もあります。
ひと口に外構工事と言っても
・境界コンクリート
・土留め擁壁
・フェンスや門柱
・ブロック
・舗装
・排水
・芝
・造園
などジャンルは多様です。
今日は外構工事の中でも
比較的行われることの多い
・境界コンクリート
・土留め擁壁
・フェンス
・ブロック
に関するお話をします。
お隣の敷地との境を
明確にし、後々のトラブルを避けるために
・境界コンクリート
・土留め擁壁
これら依頼する方がとても多いです。
隣地や道路との間に
高低差が無い場合
簡易に既製品の地先ブロックで
境界を明示する事もあります。
地先ブロックはモノ自体はこういう物で
コンクリートで出来ております。
高さは１０ｃｍ、１２ｃｍ、１５ｃｍと低いです。
施工に関して平たく言うと
置いて並べるものです。
こんな具合ですね。
高さを求めるものではありません。
この上には
フェンスを設けたり
ブロックを積み上げたりは出来ません。
もう少し高さのあるモノにしたい場合
フェンスやブロックなどを施工したい場合
現地で鉄筋、型枠を組んで作る事になります。
フェンスの場合は支柱穴が必要で
埋め込む寸法もメーカー指定の深さがあります。
下の写真は支柱穴を先行して設けた場合
後から支柱穴を設ける場合もあります。
その後
フェンスを施工する事になります。
支柱穴をあけるためには
コンクリートの厚さが必要です。
ですので
既製品のＬ型擁壁では
その上に直接フェンスを施工する事は出来ません。
既製品Ｌ型擁壁
こんなに大きくても
上の方は意外と薄い・・・
写真だけで判断するのは難しいけど
８ｃｍ程度かな
ここに穴を設けてフェンス支柱を立てるのは
無理な厚さなのです。
この様な既製品のＬ型擁壁で
フェンスを設ける場合
この上に直接は無理なので
内側に独立基礎を設けて
フェンスを施工する事になります。
これがフェンス用の独立基礎
コンクリートで出来た既製品です。
独立基礎を内側に設置している写真です。
画像はネットからお借りしました。
独立基礎を内側に設置するので
敷地ギリギリ一杯使うという訳にはいきません。
ちょっと内側に入る・・・
この辺に関しては許容すべ点となります。
敷地を出来るだけ広く有効に使いたいので
内側に入るのはちょっと・・・
という場合は
地先ブロックや既製品のＬ型は不向きとなります。
将来フェンスを施工するかもしれない・・・
と言った場合
境界コンクリート擁壁の上に
直接支柱を立てる事を前提とした擁壁を
作る事になります。
ブロックを積み上げる場合も同様です。
地先ブロックの上
既製品のＬ型擁壁の上に
ブロックは施工できませんので
現場で鉄筋、型枠を組むよりも
地先ブロックや既製品のＬ型を使用した方が
工事費は安く済むのですが
フェンスやブロックを
やるやらないも一緒に検討すると良いでしょう。
本日も最後までお読みいただき
ありがとうございます。
では、また明日。
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大変分かりにくくて申し訳ございません。
画像はiPhoneの画面です。
『開く』をタップしてください。
するとGoogleマップが立ち上がります。
画像はiPhoneの画面です。
画面下の方に
『ナビ開始』というボタンがありますので
タップしてください。
音声ガイド付きで
ナビが始まります。
目的地に到着するとそこには
こんな建物があります。
一見住宅の様にも見えますが
直洋建設株式会社の事務所です。
建物の前がコンクリート舗装されておりますので
そこが駐車スペースになっております。
Ｇｏｏｇｌｅマップからのナビの場合
ちゃんと案内してくれるのですが
車のナビの場合で
地図情報が更新されていないと
昔の事務所の場所に案内されてしまうようです。
これがかつての事務所
現在は車庫と物置になっております。
お間違い無き様
お願いいたします。
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