現在、全日制高校1年の長男
。
中学1年二学期からの行き渋り不登校を振り返って、
今の私の考えを書いています。
クラス替えが学校へ戻るきっかけだった!
と、結論づけたくなるほど
順調にスタートした
長男
中2の4月。
でも
新学期5日目から早くも
行き渋りは再開しました。
結局
クラスメイトが代わっても
担任が代わっても
長男の学校に対する行動は
根本的には変わりませんでした。
前回のブログはこちら↓↓
それでも長男は
1年生の時より学校へ行っていました。
なぜなら
5月に校外学習でバス旅行があるからです。
イベント大好きな長男は
この校外学習を
とても楽しみにしていました。
学校はイベントの前に
色々決め事がありますよね。
その時教室にいなければ
自分の意思を主張できないので
長男にとっては
普段の学校よりも行く理由がありました。
行きたいときは行けるのです
それでも遅刻と早退で
学校滞在時間はだいたい2時間でした。
(校外学習に関係のある時間をメインに登校していました。)
先生方は心配されていましたが
「楽しかった~
」
と、元気にフルで参加できました。
一方、この頃の私は…
『長男の行き渋り解決』が
『私の人生の最重要事項』
と感じていました。
長男がまともに学校に行かないと
私には永遠に幸せな時間が訪れない…
そんな感覚でした。
どうして
学校へきちんと行けないのだろう…
楽しい時は元気に参加できるのに…
嫌なことから逃げてるだけなのでは?
甘えているだけなのでは…?
こんなことでは社会で通用しない
長男が学校に戻れなければ、
長男も私もお先真っ暗…。
もう人生終わった…………
そのくらい自分を追い詰めていました。
当時の私は学校でも仕事でも
●行くべきところへは行くもの
●嫌なことでも我慢してするもの
●楽しくなくても頑張るもの
●みんなと同じようにするもの
そういうものだと思っていました。
それが
社会に属する人としてのあるべき姿。
できない人は社会からはみ出すんだ。
そんな風に思っていました。
後に気づいたことですが
そういう自分でなければ
受け入れてもらえないと思っていたんですね。
そして私は長男との間に
境界線が引けていませんでした。
だから必要以上に長男の未来を心配して
お先真っ暗になっていたんです。
私はなにがなんでも
長引く不登校を解決しなくては!
永遠に私の安心できる時はこない。
何かいいアイデアはないか!!?
と……検索しました。
すると…
こんな感じの
アドバイスを見かけました。
余計に
不登校長男への対応に悩みました。
正解がわからない!!
長男は
病院に行っても、
カウンセリングを受けても、
いつまでたっても
何も変わらない。
このまま同じことを続けるの??
それとも
試しにがっつり休むことを
オススメしてみる?
夫のいない私の相談相手は
担任の先生、SCさん、職場の同僚、
不登校のママ友、母と姑でした。
みんな真剣に考えて
相談にのってくれました。
この時、
「休ませた方が良いのかも…」
と言ったのは姑だけでした。
姑はいつも、いつでも、
子どもたちの気持ちに寄り添う
神祖母なのです。
だけど姑はとてもできた人なので
決して
私に考えを押し付けることはしません。
結局私は
2時間でも学校へ行けてるのに
「休んだら?」なんて
怖くて言えない
と、変化を避けました。
人間の脳は
変わらない方を安全と認識するので、
自分の意志がハッキリしない時は
変わらない方を選択しがちなんですよね。
そして長男は
また今まで通りの生活です。
毎日行きたくない学校に行く。
2時間もすると疲れて帰ってくる。
家に帰ると楽しそう
長男は
『我慢』が大きいと体調を崩し、
『楽しい』が大きいと元気。
当たり前のことなんですけどね。
でも、私は長男のことが全く理解できず
苦しんでいました。
自分が制限していることを
長男が守らないので
不安でたまらなかったんです。
今考えると
不登校を受け入れないということは
人間の本能を受け入れないということ。
本能って
受け入れるとか受け入れないとか
そういうことじゃない。
だって本能なんですもん。
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