「十二人の怒れる男たち」 | チャキチャキおばさんのブログ

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5日前(25日(木))に観たお芝居の記録と感想ですメモ

 

 

いわき演劇鑑賞会

第324回  2017年5月例会 

俳優座劇場プロデュース 「十二人の怒れる男たち」 

 

5/25

5/25

 

 

5月25日(木) 18:30開演

 

作 : レジナルド・ローズ 

翻訳 : 酒井洋子

演出 : 西川信廣 

 

《出演者》

塩山誠司 / 岸槌隆至 / 青木和宣 / 瀬戸口 郁
渡辺 聡 / 山本健翔 / 古川龍太 / 原 康義
金内喜久夫 / 柴田義之 / 米山 実 / 溝口敦士
田部圭祐

 

《あらすじ》

蒸し暑いある夏の日の午後。十二人の陪審員たちは一人の少年の父親殺しという容疑に、有罪(=死刑)の宣告を与えるか、無罪の評決を提出するかの重大な決定をしなければならない。予備投票が行われる。有罪十一票。無罪一票。少年の容疑は動かしがたいものに思えていたが、無罪票を投じた陪審員が発言する「我々が問題にしているのはある人間の命だということです。もし間違っていたらどうしますか?」
陪審室の空気は一変し、男たちの討論は白熱していく――。

 

 

 

12人の陪審員達の最初の予備投票では、11対1 で圧倒的有罪。有罪は死刑。

 

その後 無罪が11、有罪1へと急展開。

まさかの逆転劇になっていく様は観ていて驚きでした。

いろんな考え方があって当然だけれど、一人の少年の命がかかっているわけだし・・・難しいですね。重いです。

 

喧々諤々の議論はさらにエスカレート。

見ている私まで手に汗握りながらの2時間5分でした。

 

間髪いれない台詞・演技は さすがに素晴らしかったです。

 

 

陪審員12人が部屋に入ると、外からすぐにドアに鍵が掛けられていました。密室での議論なんだだぁ・・・と、これにも ちょっとビックリ!

 

 

 

2010年11月、タイトルは「十二人の怒れる男たち」ではなく、「十二人の怒れる」 で、

水戸芸術館 ACM劇場、森 新太郎さん演出で観ました。(こちら

 

舞台は舞台中央に横に細長~いテーブルと椅子だけ。

そこで陪審員12人が客席に向かって座り(時に立ちあがり)議論を白熱させる舞台。

 

その時 私は、「森さんの演出は何てザンシンで面白い!!」 と思ったことが思い出されます。