(記憶の確かなうちに記録しなければ・・・(笑))
新国立劇場 オペラパレス
オペラ「ウェルテル」(こちら )
4月3日に開幕した新国立劇場 オペラ「ウェルテル」。
私は2公演目 4月6日(水) 14:00開演 を観てきました。
指揮は、ミシェル・プラッソンが怪我のため、急遽、息子のエマニュエル・プラッソンに。
タイトルロールのウェルテルは、マルチェッロ・ジョルダーニが急きょ降板のため、
代役にロシア出身のディミトリー・コルチャックに。今回日本デビュー。
マスネ作曲のオペラ「ウェルテル」。
ゲーテの小説『若きウェルテルの悩み』を元に作られた物語。
主人公ウェルテルはシャルロットを好きになるが、シャルロットには既にアルベールという許嫁がいた。
それでもウェルテルはシャルロットにアプローチを続け、
ウェルテルが好きなシャルロットも2人の間で悩み苦しむ。
叶わぬ恋いに苦しんだウェルテルは最後に自分で自分の命を絶ってしまう。
シャルロット役を歌ったエレーナ・マクシモワはドラマティックな歌声で観客を魅了。
第3幕の手紙を読み返すシーンは素晴らしかった。
急きょ代役でタイトル・ロールを務めたディミトリー・コルチャックですが、
悩める若き詩人ウェルテルにピッタリ!(しかもカッコイイ!)ハマり役ではないかしら・・・。
「オシアンの歌」は繊細な愛の苦悩を見事に歌い上げた。
フランスオペラらしい甘美で美しい音楽にすっかり酔いしれました。
美しい音楽を楽しみ、休憩時にそれぞれが団らんしているホワイエ。
そんな光景を眺めるのも 私は好き
帰り、外に出て見る景色も普段より増して輝いて見える。
不思議・・・