一昨日、ユ◯クロの店員の対応ですんごい気分悪くした。

連れの白髪が増えたねぇ、という話しをしてたらユ◯クロのマネキンが茶色い帽子かぶってて、連れがその日着てた服と合ってるなぁと思い、店員にほかの色があるか?値段はいくらか?と聞いたら、さっと値段を調べてくれたの。

実家から母親も出てくるし、少しいいかっこしたいよね。
そしたら、その女店員、裏に退いて出てきたら、「やっぱりこれは売れません。」ときた。

だったら最初から値段調べたりすんな!
てか、マネキンが着てるものを用意しない店舗ってどーよ?バカ!常識的な会社なら、売れない帽子に、

Not sale 

とか表示すんだろ、ボケ!

ウェブでクレーム入れても納得できる返事もない。ユ◯クロの落日を見たね。終わった会社だよありゃ。店員の応対も感じ悪いし。一日中気分悪くしたわ。

さてと、第154回芥川賞受賞作です。

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又吉直樹さんの『火花』もそうですが、芥川賞としての文学の在り方が示されてます。あぁ、これが文学かぁ。藤原可織さんの『爪と目』、小山田浩子さんの『穴』にも似た既視感。

本谷有希子さんは、より親しみやすく才能を感じます。

彼女は自ら劇団をリードする才女。4度目の候補作で初受賞。”ちゃんとした小説”を書こうと努めたようですね。すごいです。

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自分  サンちゃん
夫、バツイチ

キタヱさん
キタヱさんのご主人、アライくん

これに、キタヱさんが飼う猫のサンシュがからみます。

似たもの夫婦といいますが、年配のご夫婦キタヱさんとアライくんはサンシュという猫を媒介にして結構生活を45年も続けている。

そして自分……
【ここからネタバレ】

自分と旦那には媒介するものもなく、お互い本音も言わない関係がズルズル続いて、それにストレスと限界を感じた自分が、最後ついに旦那に本音をぶつけると、旦那の体が弾けて山芍薬になってしまった。

というお話でした。

実はキタヱさんのご主人アライくんが、自分たち夫婦のことをよくわかっていた、というのもクライマックスを演出してますね。

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なんか綺麗なお話ですよね。
似たもの夫婦なんて存在しないもん。
好感がもてました。

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顔がドローンと溶けてゆくシーンはピーター・ガブリエルのアルバムを思い出しました。f^_^;