おはようございます。
4月6日
本日お誕生日の方
おめでとうございます
本日は綿花のお話。
綿花と言うものを
私たち納棺師は使っております。
お顔をふっくらさせたり
鼻、口、耳などからの
体液の流出を抑えたりしますが
実はお体に使う場合もあります。
胃婁や気管切開などの処置がされていない場合
稀にあるので
その場合は綿を詰めることも。
大きな絆創膏などで処置する場合もあります。
そして割とよく使うのは
お綿を詰めるのではなくて当てること。
お痩せになっているお腹に
目立たないように、
オムツの内側、お腹部分に入れたりします。
痩せたままだと仏衣の帯を締めたときに
細さが目立ってしまいます。
お洋服にお着替えで
下着までお持ちの場合では
補助的に綿をお入れすることもあります。
下着をお持ちと言うことは
ある程度体のラインを気にされているのかな
と思うので
できるだけ自然な丸みを出して差し上げたいです。
元気な時のお姿に近づけたい
そんな気持ちで使います。
また、お綿で故人様のお顔周りも飾ります。
綿花は私たちにとっては必須の用具、
これが値上がりするとイタイです。
葬儀社さん側でご用意いただく場合もあり
これはかなりありがたいです。
それでは本日もいい一日でありますように。