「愛・友情」四つの人間関係の形-その1 | 選択理論マニアのためのトリセツ

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心理カウンセラー渡辺奈都子が選択理論に関するマニアックな気付きを書いているブログです。

こんにちは。
選択理論マニアの会 代表のnatsukoです。


グラッサー博士は、
私たちの人間関係には四つの形があると言っています。

1「愛・友情」 という関係

2「教える」 という関係

3「カウンセリング」 という関係

4「マネジメント」 という関係



ちょっとマニアックに一つずつ眺めてみましょうピース


ではまず、愛・友情の関係から・・・


この関係の大きな特徴は
両者の関係が対等であるということです。

Aさん   Bさん
ひと=ひと

どちらが上でも下でもない。

「共に同じ視線で関わっている状態」を表しています。



私がライフワークにしている「選択理論を土台にした性教育講座」では
次のグラッサー博士の言葉を、必ずご紹介することにしています。

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性的な愛であろうとなかろうと、
愛が継続するためには友情に戻る必要がある。

それは所有するという空想にひたることがないからである。

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どちらかがどちらかを所有している(思い通りにする)なら
その関係は対等とは言えません。

真の「愛・友情」の関係とは
相手に対する所有意識を手放すことを意味しているのかもしれませんね…。



二つ目の形「教える」という関係  に続く。