昨晩のことです。

 

妻がパートから帰ってくると息子がリビングにいました。

 

ここから妻に聞いた内容です。

 

「マクドにさぁ、新しい高校生のバイト男子が入ってきたねん」

 

「お、新人君やな」

 

「そいつがさぁ、仕事が全然あかんねん」

 

「あら、そうなん」

 

「教えても教えても、ちょっとやるだけで横でボーっと立ってるねん」

 

「ふーん」

 

「自分で動かないっていうかさぁ、そんで今日はさすがにキレたわ」

 

「え、キレたんや」

 

「うんキレた。キツく言うたった」

 

「キツく言うたんや」

 

「そいつな、不登校から○○の通信制高校へ通ってるらしいねん」

 

「あ、そういえばあそこにも通信制高校あるね」

 

「やっぱさ、俺もそうやけど不登校のやつって仕事ができんわ」

 

 

 

え、、

 

それ息子が言う?

 

 

 

「そいつな、挨拶もせぇへんねん」

 

「そうなん」

 

「挨拶についてはバイト仲間のヤンキーママがゆうてる」

 

「ヤンキーママ?」

 

「俺の髪の毛バリカンで切ってくれた人」

 

「ああーあの人!」

 

「その人がそいつに『挨拶しなさい』とか『はっきり返事しなさい』とか、めっちゃゆうてる」

 

「ふぅん」

 

 

 

これを聞いて私は思いました。

 

息子は他人に文句を言えるほどに回復しているんだな。

 

でも、

 

その不登校の子に共感してあげてほしいなぁ。

 

息子がバイトへ行きはじめた頃、おばちゃんからの小言がめっちゃ嫌やったって言うてたやん。

 

あれと同じやん。

 

 

 

まあ、私はその場にいないのでこれ以上の想像はやめておきます。

 

でもその子の両親の気持ちが私にはよく分かります。

 

どうかバイトをがんばって続けてほしいと祈っているはず。

 

がんばれ新人君。