送別会、そう、送別の会
わたしの?
いえいえ、先輩の先生の、ですよ
それは先週末のこと、仕事が終わってから教師も学生もこぞって
重慶名物、火鍋 屋さんへ・・・
重慶名物の火鍋。なにが有名ってその辛さ!!!!!!
そして十分濃ゆいスープの味では不十分なのか、たれをつけて食べるようだ
たれはお好み。
油にラー油に激辛ラー油、それににんにく、しょうゆ、香草、ゴマ、、、などなどをブレンド
(私はもちろん辛いのは抜きで)
火鍋の味を簡単に表現すると、とにかく濃い!!!
こんな感じ↑↑
真ん中の白いところは辛くない。
赤いのは唐辛子(激辛)。この唐辛子はさすがの重慶人も食べないらしい。
この唐辛子に加え、海椒といった椒の出す「麻」(マー)がきつい!!
たまたま口にすれば、たちまち口の中は痺れるのです。
さて、そろそろ入れた具材に火が通った様子、
いざ、箸を入れて、肉を一切れ掬い上げ、おそるおそる肉と肉臓を食べてみると・・
うまい!!!!!!
そう!ものは見かけじゃあないのよ~
濃厚で深い味と肉ってとても相性がいいようだ
でも、辛い物がダメな人に注意!!
→野菜を赤いところに入れてはいけない。
どうしてだかわかるかな??
そう!辛い味が浸透してとてつもなく辛い野菜になってしまうから。
ちなみに初めてアヒルの血のゼリーも食べました。
自ら「食べたい!」って言って食べることになったんじゃあなく、ちょっと席を立った合間にたれ皿の中に入っていたのですよ。
これには本当にびくびく・・・
覚悟を決めて口に入れて、軽くかむと、ぷるるんとした中にジューシーな旨味!!!
意外や意外、これもおいしかった。
血を食べるなんてグロテスクな感じだけど、勇気を出してみるだけの価値はある
さて、送別会のほうはといえば、大盛り上がりでした!!
重慶人は酒が強い!
約30人いた送別会では重慶特産の「山城啤酒」(ビール)を4ケースほど注文。
頼みすぎかと思いきや・・・
重慶の人が好むのは白酒(50度くらい)だからなのか
ビールをいくら飲もうとも誰も酔っぱらわない。
そして、飲み方のマナーなのだろうか?
「乾杯!」→一気に飲み干す。
それを全体で一、二回。
それから参加者約30人のほぼ全員と一人ずつ乾杯乾杯
・・・ふつうはだれかが潰れますよ!!!!
そしてもちろん私も学校の校長の悪乗りの餌食となり、休む間なく10杯以上一気飲み
そして、気づいた。
酔う酔わないじゃなくて、お腹たっぷたぷで気持ち悪い!!!
もうしばらくはビールから遠ざかりたい。
そんな重慶の食と人の文化に触れあった重慶の火鍋のように濃厚な時間だった。
送別会の主役の先生を見送り、さあ帰ろうかという時、
主役でもなんでもない私の「帰る」という主張は聞いてもらえず、強制的に二次会に連れていかれた。
・・・文字通り、強制的に。
腕をつかまれた状態で・・・
ご丁寧に後日、その時の写真がSNSのグループページで公開されていました。
まるでどこぞのカップルがホテルを探して歩いているかのような写真でした・・・
「なんじゃこりゃー!」と慌てふためく私とは対照的に
そのカップルの片割れ、つまり私の腕をつかんでまで強制的に二次会に連れて行った強引・ぐ・MY WAY先生はその写真を見るなりげらげら笑っていました。
そんな感じの職場です。