ハンガリー🇭🇺ブダペスト観光の続きです。

ブダ城の端からFisherman's Bastion(漁夫の砦)を目指す。

Sandor Palace(大統領官邸)を過ぎると、街並みが続いていた。

そのうちの一つの建物の前にこんなレリーフがあった↓

この時は、金のハートが両手に包まれて可愛いなとしか思っていなかったのだが、"Google先生"に翻訳してもらうと、実は重大な歴史が刻まれている建物を示していたのだった。

↓Google先生の日本語訳です。

調べてみると、ナチスドイツにより迫害されていた沢山のユダヤ人を、"ラウル・ワレンバーグ"というスウェーデンの外交官と共に救出する事に参加、協力した方々の家のようだ。

"シンドラー"や"杉原千畝"は知っていたが、ここハンガリーにも命をかけて人道支援に力を注いだ人がいたのだと初めて知った。

尚、このすぐ近くには、ドラキュラ伯爵が幽閉されていたという"ラビリンス"なるスポットがあった。

なかなか濃ゆいストリートだ。

↓何だか気になる看板があるここは、Google mapsによると、一応観光スポットになっているようだが、結局何なのかあまりよく分からない謎の場所だった。

更に歩くと、塔が見えた。

↓雨に濡れた石畳に塔が写って、蜃気楼みたい…

この塔があるのは、

マーチャーシュ聖堂(正式名称は聖母マリア聖堂)

赤茶色の屋根がモザイク模様になっているのが可愛い。

教会の入口

そして、この教会の後ろに"漁夫の砦"がある。

とんがり帽子のような屋根がシンボル。

その一角がカフェになっていた。

↓雨なので、さすがにテラス席には誰もいません

↓あれ？中尾彬さん⁈(笑)

砦からは、対岸を見渡す事ができる。

そして、こんな場所も↓

よく色んな観光地でみかける、恋人同士で南京錠を付けて愛を約束するスポット。

Loveパワーが溢れているから、おこぼれで良い事があるかな…

なんて思いながら歩き続けていると、また雨が強くなってきた〜！

急いで屋根のある所へ避難。

階段があったので降りてみた。

なかなか美しい造り。

そして垣間見える緑とのコントラストがこれまた美しかった。

下まで行ってみたが、その先には何もなかった。

雨の勢いが少しでも弱くなるのをしばらくここで待ちながら、Googlemapでバス停を検索すると、すぐ近くにあるとの事。

隙を見て小走りでバス停へ向かう。

バス停のそばには小さなお土産物屋さんがあり、中を一通り覗いたりしているうちに、バスがやって来た。

このバス、何と私がブダ城に来る前に乗った対岸のペスト地区のバス停まで行くのだ。

…と、いうことは、あの急な坂道を登らずともバス1本でブダ城まで来る事ができるのだった。

でも、あの道を歩くのもなかなか面白かったし、それはそれでよかったなと思う。

ブダ城ブラリ歩き②