こんにちは
いろんな子を見ていて、勉強って努力ももちろん大事だけれども、「好奇心」ってもっと大事だな、と思わされる場面が多いです。
いろんなことに好奇心がある子は、勉強している内容を苦行と見ることはあまりなく、そこから何かしら興味のあることを見つけ出します。英語の長文を授業中に一緒に読んでいても、読解することで終わってしまう子と、感想をたくさん言ってくれる子に分かれます。
感想を言ってくれる子は、「問題を解くため」の読解ではなく、「新しい情報を仕入れるため」の読解になっていることが分かります。
そして、そういう子は成績も良い傾向があります。
情報を仕入れようとして読むと、当然内容の吸収は良くなりますからね。
また、単純に勉強を楽しんでいる感じもします。学生のうちは、勉強はどちらにしろしないといけないものなので、楽しめることって大事だと思います。
好奇心って、「理解したいけれどなかなかわからない」「行きたいけれどなかなか行けない」「やってみたいけれどできない」というような欠乏状態が続き、ある時それが満たされて満足する、という経験がないとなかなか生まれないように思うんです。
何でも当たり前に答えが用意されているような子には、なかなか好奇心が育たないんじゃないかな、と思ってしまいます。常に満たされている状態だと、興味を持つ対象がなくなってしまいますよね。
また、ある程度、ひとりでいろいろ妄想する時間も必要だと思います。
また、好奇心が旺盛な子のお母さんとお話すると、「小さい頃はたくさんの本を読んでいた」と言われることが多いです。
本って確かに、自分で想像しなければならないことも多いし、全てがすぐ理解できるわけではないので、読む過程で好奇心が育ちそうですね。
方法はいろいろあると思いますが、特に小さい頃は、目先の点数を取ることより、ゆっくりじっくり好奇心を育てることが大事なんじゃないかな、と思います。
小さい頃から点数のことばかり言われて育った子は、やはり勉強が辛そうです。そうなってしまうと、中学生、高校生くらいで「勉強は楽しいもの」という考えはなかなか持ちづらいです。
好奇心は、割と楽しく受験を乗り切る鍵になると思っています。
そのためには、周りの大人の関わり方が重要だと思います。
ブログ村に参加してます
家庭教師依頼は
chocolatejuken@yahoo.co.jp
またはお問い合わせフォームまで。
LINEでも受け付けております
【オンラインのみ。全国対応】
2024年 募集状況、指導科目、料金などはこちらをクリックしてください!
【現在キャンセル待ちのみ受付中】
東京外国語大学卒業→イタリアに住む→イタリアで結婚→複数の塾で教室長→家庭教師として独立→2023年再びイタリアへ!
大学受験、高校受験の英語を中心に教えています。
公立中学で落ちこぼれでしたが、大学に行けるレベルになりました。
その経験を生かして家庭教師をしています。
普通に中学から英語を始めた普通の受験生のお役に立てると思います!
イタリア語、フランス語、スペイン語、ギリシア語、マルタ語、ハンガリー語など、言語を勉強するのが趣味です。(英検1級、イタリア語検定1級)大学入試問題を解くのも大好きです