こんにちは🌞
今日は、英検で配点が非常に高く、合格の鍵にもなる、ライティング(自由英作文)について、私の考えていることを書きたいと思います。
レベル的には、英検準2級くらいから上の級の話です。3級の英作文は、基本文法、語彙を使って文を正しく作る力があれば、テーマは違うように見えて、実は、似たような文で対応できます。
自由英作文は、英検でこそ、最近出題されるようになりましたが、大学入試では、確認できる限り、25年以上前から、国公立大学二次試験で出題されているのです。
ぜーんぜん、新しい形式ではないのです。
だいたい、教育、社会、司法、環境、国際といったテーマについて、お題が与えられ、賛成、反対を書く、という形ですね。英検もそうです。
私の受験した、東京外国語大学は、毎年、自由英作文が出題されていて、私も、対策をしていました。
やり方がわからなかったので、私は、このように勉強していました。
まず、自分の意見を考えて、日本語でまとめる。
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それを英語にする。わからない単語は和英辞書で調べて、英語にする。
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添削してもらう。
悪くはない勉強法だと思います。
でも、このやり方でやっていくと、いつまで経っても、辞書が手離せず、初見の問題には対応できないことに気がつきました。
しかも、時間がかかりすぎる
受験生には時間がないのです。
だから、私は、よく出るテーマの長文に出会った時、そこにある使えそうな英文をインプットしていくことにしました。
今は、このための参考書が、たくさん市販されています。生徒さんには、レベルに応じて、これらの参考書から1冊をお勧めするようにしています。このような本には、いろんな意見が書かれていて、ゼロから自分で考えるより、スムーズに進みます。インプット、真似を繰り返すことで、英作文は出来るようになります。
言葉の習得には、大量のインプットと少量のアウトプットが有効だと、科学的に証明されています。
インプットの努力をせずに、英会話レッスンを受けたり、留学したりしても、効果は薄いのです。
逆に、確かなインプットがあれば、多少のアレンジは柔軟にできるようになります。
まずは、正しいインプットを蓄積していくことが、実は英作文攻略につながるのです。