先週２月19日（月）、ある従業員が出した「内部告発・上層部批判メール」をめぐって職場が大騒ぎになり、緊急会議が開かれました。

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会議の前にも「緊急会議で上層部の辞職を求める署名活動が行われるらしい」という噂も流れて、とにかく職場が揺れに揺れた一週間でした。

２月23日（金）に開かれた緊急全体会議では、嘘つきのゆかいなオッサンが演台に立ち、嘘だらけの情報操作演説・上層部の人サリー（仮名）を嘘つき呼ばわりの個人攻撃を繰り広げました。

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今回のゆかいなオッサンの嘘が原因でサリーの辞職署名運動が起こったら困るし、そこまでいかなかったとしてもサリーの再構築案（ゆかいなオッサンの異動を含む）が白紙に戻ったら困るので、私が会議の会場で言いたかったことを全部オンブズマンに話すことにしました。

ブログには残してなかったけど、４年前に一度、職場のオンブズマン制度を利用したことがあります。

理由はもちろんゆかいなオッサンのこと。

「ついにここまで来てしまった」といった思いで、覚悟を決めてオンブズマンに相談しました。

オンブズマンとは

この「オンブズマン・オンブズパーソン」は、職場で問題が起きた時、解決に向けてどこに問い合わせるべきか教えてくれる案内人、公平な仲介人、そして自分の声を届けてくれる代理人です。

オンブズマン自体は問題解決する権限は持たず、すべて相談者次第です。

「あなたはどうしたいのか」と聞かれるので、覚悟して相談する必要があります。

相談者の秘密は守られます。

４年前は、オンブズマンを介して上層部とも直接話すことができたのですが、その上層部の人が心労のため突然退職してしまい、白紙に戻りました。

心労の原因は、パンデミックと業績悪化と解雇に対する苦情殺到の三重苦とのことでした。

その後任者が、サリーです。

サリーは前任者と違い、自称「心臓に毛が生えている (Has a thick skin)」図太い人です。

しかも実行力があり、なるべく解雇しないリストラ（再構築）をゴールに行動を開始しています。

（個人の意見ですが、アメリカの職場で実行力がある人は希少価値があります。遊びとか楽しいことはすぐやるけど、仕事だと口ばっかの人がとても多いです！これは業者でも同じ。言ってることは素晴らしいけど行動が一切伴わない人ばっかです）

あのゆかいなオッサンの嘘がきっかけでサリーが辞職に追い込まれたら・・・と思うといてもたってもいられず、オンブズマンにミーティングの申し込みを入れたのでした。

（つづく）

緊急会議で嘘だらけの演説を聞いて