東日本大震災から1ヶ月が経とうとしてた夜…

あの地震が夜だったら…停電で暗闇の中での避難は困難なはず。
そのうちに津波がきて…と考えたら本当にもっとたくさんの方々が犠牲になっていただろう。

あのような地震が夜きたら怖い。
でもまさかもう来ないだろう。



でも昨夜…



いつもなら、『あ、くるな…』という感じからグラグラっとくるのですが、昨夜の地震は…まるであの日のようにいきなり強い揺れ…

あの時と同じく、すぐに停電…

3月11日の地震により、我が家は半壊の診断をうけたのでした。
見事に柱には結構なひびが入りました。

家が潰れてしまうかも…という恐怖から、慌てて家族を外へと促しました。

揺れがおさまり、今度は避難の準備。

電灯は…ひとつだけ。
もうひとつは置いたはずのそこにありません(結局下に落ちてた)

子供たちを車に乗せて、まずはすぐそばの実家に向かった。

実家でも避難準備が完了していたので、避難先を確認していた。

その時誰かが『高台に避難しろ!』と叫ぶ声が…

防災無線も津波でダメになっていた。

真っ暗で静まり返った中、救急車のサイレンだけが鳴り響いてただでさえ怖かったので、その声があの時の『津波がきたぞー!』という叫び声と重なり体が震えた。

結局その声で『早く行こう!』と行動開始した。

消防の方でしょうか、通りすがりの方でしょうか…ありがとう

高台に避難し、車の中でラジオを聞きながら時が過ぎるのをただ待った。

前回と違うのは、携帯が生きている!
感動しながら電波が不安定な中、必死で主人の実家や義兄の無事をメールで確認していた。

地震後すぐにメールをくれていた友人たちにも無事を伝えるメールが出来た。

いつまた電波が途絶えてしまうのではないかと不安になり、メールを打つ手も震えてうまく入力出来ませんでした。



あの時、携帯が使えなくなり、道路も寸断され、何日も大切な家族の無事さえ確認もとれずにいたから…



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