my dearest grandma

祖母が亡くなってから数週間が経った。ようやく書こうという気持ちになってきたので、書いておこうと思う。小さな家族葬だったし、「27時間テレビかな」みたいな一晩中がんばって起きておくようなこともなくて、なんだか「こんなんでいいんだろうか……」と思うほど穏やかで和やかな数日だった。葬儀の日には、祖母にもらったお年玉やおこづかいをちまちま貯めて買ったリングを久しぶりにつけた。「ヌーヴェルヴァーグ」という名前がついたそのリングを買ったときには、ヌーヴェルヴァーグが私の人生でこんなに大きなものになるとは思ってもいなかった。前日の夜、そんなことも含めてあれやらこれやら手紙に書いていたら、ものすごく長くなってしまった。もっとちゃんと大好きやありがとうを言えばよかったかなと思ったけど、いつもどこかつながってるような気がする祖母には伝わっているという確信もある。だから、だいじょうぶ。それと、これからもっともっとがんばるという約束もした。がんばります。