場面緘黙症の息子は、他人と話すことはもちろん、挨拶も難しいです。
別れ際の【バイバイ】ならできても、出会いがしらの【おはよう・こんにちは・元気?】には固まってしまいます。
自分の世界に急に他者が入ってくる、場面の切り替えに対応できてないうちに始まってしまうからかなぁ。
そんな息子、今年初の歯科矯正受診日、先生から
「あけましておめでとう」
と言われて・・・
「あけましておめでとうございます」
と返せました
いつもの「こんにちは」には返せたことないのに、イレギュラーな年始の挨拶ができました
そして先日、ガスの点検の為、部屋に入ってきた来た見ず知らずのお兄さんには
「こんにちはー」
と返せました
しゃ、社交性が育っている
場面緘黙症克服のため、家族以外ともっと関わることや、私と離れる時間の必要性をずっと言われてきました。
でも、二次障害の強迫症状を抱えながらのそれは、少しの時間でもあとあとダメージが出ました。
歯科矯正が始まったのをきっかけに、学校も教育センターも行くのをやめて半年。
息子にとって安心の、快適おうち生活、時々歯医者。
リラックスした生活の流れの中で、こんな感じで他者と接する機会があれば、今はいいのかなと思いました。
そして水道工事による夜間断水当日。
トイレ流し用にバケツを買ったものの、水が飛び散らないか、ちゃんと流れていくのか心配な私。
「オマル貸して~」
と息子に言ったら笑って許可してくれたので、オマル・・使ってみました
脱衣所に持ち込みドキドキでトライして、しいてあるオムツをクルッと丸めてポイ
水の飛び散りや流れの心配もいらず、これは便利
と味をしめ、断水解除前にもう一度お世話になっちゃいました(最近トイレ近くて)。
「オマルいいねぇ安心するのわかった」
と言うと、息子ニコニコ
そんなわけで、オマルのみならず四角く大きなオムツ用ゴミ箱がいまだに大活躍している我が家なのでした