今年初のストーブのくぐもった煙のにおい。薄暗いリビングで私はパソコンの画面を見つめる。先生の話を聞いて、ノートを必死にとる。J.F.ケネディはアイルランドの家系だったんだ、知らないことがだんだん減って私が満たされていく。脳の容量に限界はあるのか否か。きっと後者であればいいと願う。限界は自分で作るもので、諦めたらそこで容量もいっぱい。もう入らない。おしまい。つまり自分の限界を作らなければ、どこまでもいける。前に進めないのは他人のせいじゃない、結局は自分次第、自分で自分を諦めたらダメだ。燻った煙のにおいもリビングに馴染んだらしい。私はそっとパソコンを閉じた。電気を消した。今日が終わる。明日が来る。