Once upon a time・S3E2★ネタバレ感想★自分は何者なのか | 北米発☆テレビ&映画づくし

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エピソードタイトル『Lost Girl』

今回のテーマは「自分が何者なのか認める」でしょうか。
現在のネバーランドと過去のおとぎ話の地において、エマと白雪姫がそれぞれ自分探し?をします。


以下、ネタバレ注意☆★☆



現在のネバーランド

Mr.ゴールドが自分の影を切り離して自分の命のようなダガー(短剣)を預け、「私自身にもわからないような場所に隠せ」と命令するところから始まります。


一方、ヘンリー救助隊の一行はネバーランド滞在経験のあるフックに導かれて山登り。途中、メアリーマーガレットは「ママって呼んでもいいのよ」と言ったりします。


こんなときにちょっとのんき?嬉しそうだし(笑)


また、ドリームシェイドという毒の木に遭遇するとフックが忠告。

「この木の毒を濃縮したものを使ってゴールドを殺そうとしたんだ。
自然のままでこのトゲに刺されたら、もっとゆっくり、苦しんで死ぬことになる」

一行は休養をとるために山で野宿をしますが、子どもの泣き声を聞いたエマは目を覚まします。子どもは見つからず、そこにいたのはピーターパンでした。ヘンリーの居場所を教えなさいと迫るエマに、空白の地図を渡すパン。

「ヘンリーを見つける道筋はこれに載っている。
きみが本当は何者なのか否定することをやめれば、読めるようになるよ。」


エマは必死で自分が何者であるかを空白の地図に向かって語りかけます。しかし、今までずっと否定してきた「救い主」であることさえ認めても、地図は空白のまま。しびれを切らしたレジーナが、とうとう「ロケータースペル」(位置を示すおまじない)を地図にかけてしまいます。

スペルのかかった地図に導かれ、ピーターパンのところへたどり着きますが、「ルールを破った」として、毒矢を持ったロストボーイズたちがエマたちに襲いかかります。デイビッドはこのときに毒矢で服を切られ、実は体にも毒が回っていました。

不思議なのは、レジーナが魔法を使ってボーイズをなぎ倒すことができるんだから、なんで一気に全員をやっつけないの?というところ・・まぁ、そうなったら面白くないから?

とりあえず、パンとボーイズは退散します。

この後のエマとメアリーマーガレットの会話が切ない

「さっき、ロストボーイズのひとりと戦うのをやめたでしょ。あれはどうしてだったの?」と尋ねるメアリーマーガレットに、最初はお茶を濁していたエマもとうとう本音を語り始めます。

「あの子の顔を見たとき、自分自身を見てるみたいだったから。あの目に見えた絶望・・・あたしも孤児院にいたとき、同じ目をしてた。どうして両親はあたしを捨てたのか、わからなかった。この島にいると、英雄とか救い主のような気がしないの。単なる孤児としか思えない。」

Emma

語るうちに涙がこぼれるエマ。メアリーマーガレットも涙、私も涙

「両親に捨てられた」と思って育つ子どもの心の傷がどれだけ深いのか、愛情を注がれることを知らずに育つ子ども全ての心の傷を思うと切なすぎて(;_;)

しかし、「孤児だ」と認めたとたん、真っ白だった紙面に地図が浮かび上がったのです!


過去のおとぎ話の地

チャーミング王子が棺に横たわる白雪姫にキスをして目が覚めます。目覚めた白雪のセリフが「王国を取り戻しましょう」。これを知った悪い女王は、村人に「女王を倒して私たちの国を取り戻そう」という演説の真っ最中の白雪姫の前に現れ、取り引きを申し出ます。

「王座をあきらめ、私を女王に任命さえすれば、王子や小人たちといっしょに羊飼い(デイビッド)の元いた土地へ亡命して暮らすことを許す」という取り引きでした。

「何度も殺そうとしたり呪いをかけたりしたけどダメだった。それで気付いたの。おまえは生きて、目を覚ましてなきゃダメ。そうしないと私がおまえのものを全部奪ったってことを知りながら生きていけないからね。おまえは王女であったかもしれないが、女王にはならないよ。」

(ひどい・・)


女王が去った後の会議で、白雪姫は彼女の申し出を受けることがいちばんいい、と決心します。「彼女は正しいわ。私は女王なんかじゃない。両親を亡くした女の子に過ぎないもの。」と、自分を見失っている様子の白雪。しかしチャーミングは簡単にあきらめてほしくないため、ランプルに助けを求めます。


「以前、白雪が自分が誰なのか見失ったときに助けてくれたよね。もう一度、助けてほしい。」


チャーミングは「ランプルが魔法の武器の伝説を教えてくれた」と白雪を連れ出し、キャメロットという世界の魔法使いが作った魔法の刀剣「エクスカリバー」が刺さっていると言う山を登ります。剣を見つけたチャーミングが抜こうとしても抜けず、「これは真の統治者でなければ抜けないという伝説の剣だから、きみがやってみて」と、いぶかしがる白雪にトライさせます。するとあら不思議、チャーミングがやっても抜けなかった剣がするっと抜けました。


「ほら、きみがこの王国の真のリーダーなんだよ!」

これで勇気を得た白雪は、悪い女王に立ち向かうことを決心。実際、剣を向けると、これまではかすりもしなかったのに、今回は頬に切り傷を与えることに成功します。

「戦場で会いましょう」と捨てゼリフを残して女王は去りますが、ほんとに戦争をして白雪側が勝てるのかしらん(´▽`;)


さて、白雪はランプルに「代償なしでは何もしてもらえないことは知っているわ。何がほしいの」と迫りますが、「おれは何もしてないよ~ん」としらばっくれるランプル。

実はエクスカリバーだと思っていた剣は、デイビッドが仕掛けたニセモノだったのです。デイビッドは白雪が真の統治者であること、レジーナに勝てる力を持っていることを信じていて、スノウ自身にもそのことを信じてほしかったからこそ、このようなことをしたのでした。

それにしても、今回は一応?勝ったからよかったようなものの、ニセモノの剣で戦わせて、白雪が怪我したり殺されたりしてたらどうするんだって思っちゃうのは私だけ?(´▽`;)



現在のネバーランドに話は戻り、前回Mr.ゴールドを泣かせた人形を盗む人物が現れます。ピーターパンかと思ったら、なんとストーリーブルックにいるはずのベルでした!「おまじないは効いて、ストーリーブルックもみんなも無事よ」と言うベルを最初は信じられず、「パンが作った幻じゃないとどうしてわかる」と疑うゴールドですが、「あなたが作ったのよ」と言うベルに心をゆるします。

ベルの幻を無意識のうちに?呼び出したのは、いつも自分の中にいいものを見てくれるベルが必要だったからだということに気付くMr.ゴールド。

ピーターパンの申し出(ヘンリーをあきらめれば自分は助かる)を受けてしまいそうな自分が怖いことを告白します。



「ベルファイアーを見捨てたことを一生後悔してるのに、ヘンリーにも同じことをする必要はないわ。過去を手放すことが第一のステップよ」と言うベル。

ベルがとっていった人形を手に、「この人形は私を捨てた父がくれた最後のものなんだ」とゴールド。「お父さんのした間違いを繰り返したくなかったら、捨てるしかない」と人形を捨てることを促すベル。Mr.ゴールドは思い切って海に人形を捨てますが・・・




なんと、オカルト映画のように、捨てても焼いてもゴールドの手元に戻ってきてしまいます。こわっ(´▽`;)


一方、ひとりでベリーを摘むエマのところにピーターが現れます。

「きみは両親が自分を捨てたことを許していない。それはいいことだ。ヘンリーを見つけたとき、彼を理解できるからね。ヘンリーもきみを許していないからだ。ヘンリーを見つけるときまでに、彼はここを二度と出たくなくなっている。そしてきみは孤児のように感じるだけではなくて本当に孤児になるだろう」と脅すようなことを言った後に、ドリームシェイドの毒にやられたことを知るデイビッドを大写しにして終わり・・・えっ、デイビッド死ぬの?と思わせる終わり方です(^-^;

傷



S3E3(1)に続く
http://ameblo.jp/chocoalatv/entry-11759543003.html

シーズン3もくじ
http://ameblo.jp/chocoalatv/entry-11669954845.html