Once upon a time・S3E5★ネタバレ感想★フックの過去 | 北米発☆テレビ&映画づくし

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エピソードタイトル:「Good Form」

27日に北米で放送されたシーズン3のエピソード5の感想です。

※エピソード4についての記事はこちら→http://ameblo.jp/chocoalatv/entry-11646041823.html


平日のあいだはシーズン2を見直しているので、いきなりシーズン3に戻ると一瞬、頭がこんがらがる やっぱりシーズン2と並行して3の記事も書き始めてよかった


さて、前回のお話はランプルとベルファイヤー中心でしたが、今回はフックの過去のお話が中心。ネバーランドのお話はちょっとおもしろさが減ったと思ってましたが、今回のエピソードはおもしろかったです


以下、ネタバレ全開の感想です☆




前回、「来週の予告でエマとフックがキスしてる!」と衝撃を受けましたが、やっぱりふたりが恋人になったわけではなくてホッ(笑)

てか、今Facebookのワンス・アポン・ア・タイムのページを見てたら、「考えてみれば、フックはニールの義理の父親みたいなものじゃないの。てことは、ヘンリーの義理の祖父でしょ。気持ち悪い!」とだれかがコメントしてました。まさにそのとおり!つまりある意味、エマにとっては義理の父親みたいなもんですよね。そう考えるとホントに気持ち悪い!!!(´▽`;)


キスに至ったコトの顛末は・・・

ずっとフックに対し警戒心ありまくりだったエマでしたが、フックが命を張ってデイビッドを救ったと知り、「ありがとう」とお礼を言ったところ、「それだけ?」とフックに半ば迫られて(?)開き直ってヤケっぱちでキスしたんでした。
(フック、そんなんでいいの?)

しかしキスの後、「一回こっきりよ」と釘をさして立ち去るエマ、フックに見えないところでにんまりしてたので、じつはまんざらでもなかったってこと

まぁ、ニールは死んだと思い込んでるからしょうがないのかな?(´▽`;)

フックはもちろん大喜び。(いつのまにエマ命になったのか、ちょっと覚えてないミラをランプルに殺されて復讐心に燃えてたのはどうなったの?)

やにさがっているフックのところへ神出鬼没のピーターパンが現れます。

「自分は名誉を重んじる男だ」と言うフックに対し、「ベルファイヤーでもニールでも呼び名はなんであれ、彼は生きてるよ。しかもネバーランドにいる。そのことをエマに伝えるかどうかはきみに任せるよ」と言い捨てて去ります。

ほんとに名誉を重んじるならば、エマに伝えられるはずですよね。
でも伝えちゃったら確実に自分のものにはならないでしょう。難しいところですね。


さて、フックをからかったあと、パンは薬で眠らされたニールが入ったカゴを「あそこに吊り下げておけ。もうひとりの横にな」とロストボーイズ(家に帰りたくない男の子たちで、パンの手下になっている)たちに命じます。

「もうひとり」の入ったカゴの中身は見えなかったけど、まさかランプル?!



話が前後しますが、デイビッドが死ぬわけないとは思うけどどうなるのか不安だった先週。やっぱり死ななかった~!悲しい過去のおかげでデイビッドを助ける方法を知っていたフックが救ってくれました!やるじゃんフック!

このフックの過去がまたおもしろい

もともとは船長であるお兄さんといっしょに王に仕える軍人だったんですね。

フックが軍人だった頃今のフック
キラキラ笑顔の軍人時代のキリアン(左)が今やひねくれた飲んだくれに(右)


ふたりが乗っている船がペガサスの帆で空を飛び、ネバーランドに行くというのが、いかにもおとぎ話らしい展開でおもしろい。

船が飛ぶ ペガサスの帆


王に命じられてネバーランドの「どんな怪我もいやせる」という葉っぱを取りに行くんですが、そこへピーターパンが現れて「それは薬じゃなくて毒だ」と警告。

警告を無視して葉っぱを試すお兄さんが倒れてアタフタするキリアンに再びフックが現れて、なんでもいやしてくれる泉を教えてくれるんです。

ただし、どんな魔法にも必ず代価があることを警告するのを忘れずに。

なんでもいいからお兄さんを助けたいキリアン、泉の水を汲んでお兄さんに飲ませ、一時は回復するんですが、帰り道の船の中で倒れて死んでしまいます。

この泉の水を飲んだ人間はネバーランドを離れると死んじゃうみたい。つまり、ネバーランド内でだけ、いやしの効果が保たれるということなのかな。

そんな経験をふまえて、デイビッドに泉の水を飲ませるときにも一応「ネバーランドを離れられなくなるよ」と警告するものの、「ヘンリーを助けられるんだから、かまわない」と、デイビッドはぐいっと飲んでしまうんです。



さて、デイビッドとフックが場を離れているあいだに、残ったレジーナ・エマ・メアリーマーガレットはヘンリーになんとかして「助けに来てるから、希望を捨てないで!」というメッセージを伝えるべく、ロストボーイズのひとりをつかまえます。

チョコレートで釣ろうとしても耳を貸さない相手に「心臓をえぐり出して言うことをきかせる」とレジーナが言うと、メアリーマーガレットは「そんなことダメ!」と止めようとしますが、エマは「どんな手段を使ってもいい」と、レジーナに賛成。

結果的に、心臓を取られて言うなりになったロストボーイがぶじメッセージを届けることができます。

エマに「あなたが暗闇に取り込まれてしまわれたくなかったのよ」と言うメアリーマーガレットに、レジーナが「She didn't. I did. That's what I'm here for. One happy family.エマは取り込まれてないわ、私よ。だから私がここにいるんじゃないの。幸せな家族ね。」と半ば開き直ったかのように言うのがちょっとウケました(笑)。

エマやメアリーマーガレットだったらためらってしまうようなあくどい手を平気で使えるレジーナだからこそできることもある、ってことですよね。それを本人もわかっている。すべてはヘンリーを無事奪還するために必要な、いわば必要悪ということでしょうか。

それにしてもヘンリーはちょっと疑り深くなっているようで、レジーナがロストボーイに託した手鏡に映ったエマたちと話しても「これはワナに違いない」と、なかなか信じようとしませんでした。やっぱりネバーランドやピーターパンの影響が及んでしまっているんですね。

ニール、エマ、フックの行く末も気になるし、デイビッドはネバーランドからどうやって出られるのかも気になるし、先が楽しみです☆