花ふる森

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随分前になりますが、

東京の精神神経センターにアートワークをさせていただいた時の物語を、

先日お会いした素敵な大学の教授に、簡単にお話させていただきました。

 

東大の医学部の教授もされていらっしゃる先生ですのに

私のつたない夢物語のような心の中のお話に熱心に耳を傾けてくださり、

その話をご家族と実践してくださいました。

 

実はその先生と一緒に、

一人の女性の心のお花が咲くのを目の前で見ることができた

素敵な出来事もありました。

 

また、出来ればご紹介させていただきたいな〜と思っています。

 

今日はざっくりと…、物語だけ掲載させてください。

 

 

花ふる森ピンク薔薇

静かな森のそのまた奥に、花ふる森がありました。

その森では、人と動物と森(木)が力を合わせて世界中に幸せの花を届けるお仕事をしています。

花ふる森には、大きな二本の木があります。

一方の木を<ウンウンの木>そしてもう一方の木を<ヨシヨシの木>といいました。

人がウンウンの木の下に座ると、心の中で色々なおしゃべりが始まります。

するとそのおしゃべりに応えるように、心の中に木の声が響いて来ます。

「うんうん」「そうかそうか」「うんうんわかるよ」と。

ヨシヨシの木はというと、その木の下に座っていると、心の中に木が話しかけて来ます。

「よしよし」「いいこいいこ」「がんばったねいいこいいこ」と。

大人も子供もこの二本の木の下でしずかに座っているだけで心の中のつぼみが、

まあるくまるく膨らんで、やさしい花を咲かせます。

心に一つ花が咲くと、花ふる森の空の上から、幸せの花がたくさん降ってきます。

しずかにしずかに降り積もると、森の動物たちの出番です。

花ふる森に積もった花を一つ一つ丁寧に集めて箱につめ、森をぬけ、林をぬけて町に住む人々のもとへ届けます。

花が届いた人の心には幸せの灯がともります。

花ふる森の大人たちの願いは「世界中の子供たちが幸せですように」そして

花ふる森の子供たちの願いは「世界中のお父さんとお母さんが幸せですように」

みんなの願いが花となっていつか世界中に幸せの花が届けられるように、

今日も花ふる森では心の中にやさしい花を咲かせています。

 

小笠原まき