施設の母と食事 | 金魚のあぶく

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 認知症で施設に入っている母の足腰が弱っているので、どこかに連れ出して運動させてほしいと、施設から連絡があり、弟と施設にいって食事に連れ出しました。亡くなった父とよく行っていたらしいサガミに連れていったのですが、車から降りてお店まで歩いただけで精一杯な感じ。3年前に病院に検査に連れていったときはスタスタ歩いていたのに。施設の中ではなんとか歩いているので、私もこんなに歩けないとは思いませんでした。コロナで外出もできなかったので足腰が弱ったのかと思うとコロナが憎いです。食事が終わってトイレに連れていったのですが、出てきた母を支えた時、私が転びそうになるくらい体重をあずけてきて、私もそんなに?と驚いてなんとか車に乗せて、スーパーに行って少し歩いたら「座らせて」と言い倒れ込んでしまいました。弟と、もうよくなることはないだろうし、いよいよ車椅子か?と悲しくなりました。歩けなくなるから歩くことを心がけてね、と言ったけどすぐ忘れちゃうし、施設の人にリハビリなんてたのめないし。弱っていく母を見るのはつらいです。せめてトイレには自分でいってほしいです。


父とよくいっていたサガミ。「また来ようね」と言ったら嬉しそうでした。そんな母を見ていたら私が元気なくなって夕食が喉を通らず珍しく残してしまいました。私は落ち込んだのですが、弟は自分が大病したので母より先に死ぬかもと思うらしく、「まぁ、あまり長生きされてもね…順番に亡くなってくれないと、僕もいつまで生きるかわからないし」と言うので私は「なんてこと言うの!」「冷たい!」と怒ったのですが、認知症の母を残して死んだらと思うと、弟の言い分ももっともかもしれません。冷たいと言っても毎月飛行機で名古屋に面会に来ている弟は、孝行息子なんだと思います。