腎臓病の食欲回復と投薬のお助けグッズ | チワワさんとの日々

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17歳7か月の不思議ちゃんブラック&ホワイトのナナ、フレンドリーなクリームのモカは13歳10か月で虹の橋へ(2017.10.29永眠)ツンデレお姫様パーティーカラーのプチはもうすぐ15歳。2018年2月にフワリ現在3歳が仲間入り。


3月22日に肺水腫を起こして入院し、その治療の利尿剤の副作用で腎不全になってしまったプチ。
今は自宅点滴をしながら、体重もベストの2.2キロに戻して元気に過ごしています。
身体に丸みが戻ったプチ。

退院してからの一ヶ月以上、自力で何も食べない日が続き強制給餌は朝晩40日くらいやりました。
一時期は500グラムも痩せてしまい絶望しかけた日もありました。

食欲が全く無いというのは厄介なもので、強制給餌が一番大変でした。
犬というのは普段はクサイ食べ物が好きですが、腎不全は吐き気との戦いになるので、療法食の臭い缶詰は一番嫌がります。
嫌がって身をよじり吐き出すので、自分も犬もあちこちベタベタになるし、毛についてしまうとホントにクサイ。えーんお風呂に入れられないから、それがホントにストレスで。

そのなかで助けられたのがコレ。
前にも記事にしましたが、
↓森乳の腎不全用の消化態栄養食の
チューブダイエットキドナ。


これの良いのは高カロリーでほのかなバニラの香りなこと。
腎不全用だからもちろん数値の改善にも一役買いました。おねがい
ゆるく溶けば流動食や胃瘻にも使えるもので、固めに練れば団子にして食べさせられる。
味はほろ苦くニオイのわりにおいしくはないので、強制給餌には飲み込んでもらうために練乳を少し入れてあげてました。

療法食に拘る先生もいますが今の先生の方針は、
とにかく痩せて衰弱してしまうことが一番良くない、多少の栄養バランスの崩れよりまずはオヤツでもなんでもいいから、食べられるものを何か食べること。これも救いになりました。

あとは、数日ごとにごく少量のステロイドで食欲を出してもらってます。
ステロイドは利尿作用、強心作用、食欲増進が副作用であるので、それをあえて利用することで体力回復する方を重視しました。
これは先生にこちらから提案しました。だいたいの先生は標準的な方法しか話さないので、食欲廃絶となれば強制給餌しか指示はしないから。
ステロイドは諸刃の刃なので、リスクと効果を天秤にかけた量を先生と相談して決めてもらいました。

これは肝臓数値に響くので、段階的に断薬予定。
今は4日に一度にしています。

フードは今はちょびっとのフリーズドライササミを粉末にしてまぶしたキドニーケアを食べています。



ササミはやめたいところだけど、これが無いと絶対食べずにずーっと悲しい顔してフードを見つめて待っているのでねチーン食べる楽しみがまるで無いのも可哀想だしね。これくらいは許容範囲としてます。

今でも水分のある食べ物は頑なに食べないプチですが、このところ暑さでだいぶ水を飲み始めたので、点滴を一日一回にすることができかなり負担が減りましたニコニコ


それからこれ、投薬のお助けグッズ。
馬の肺を乾燥させたオヤツ。


手のひらくらいのが3枚で800円と割とリーズナブル。

食感は固めのお麩みたいな感じでサクサクした物、味は薄い血の味(笑)

これをピンセットで角切りにして、穴を開けて薬を入れます。右は入れたもの。
プチとフワリはこれが大好きで薬の時間が楽しみになってるみたい。

未だに乾き物しか食べないプチの強い味方おねがい
もし投薬に苦戦してる方は試す価値ありですよ。

このところ咳が続いていたナナとプチ、その話はまた次回にでも。