2010年04月08日 11時34分16秒

映画:「ソラニン」

テーマ:MovieReview

atom×atom-ソラニン

ソラニン

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監督: 三木孝浩
出演: 宮崎あおい
     高良健吾     他
【解説】
 都内の会社に勤めるOL2年目の芽衣子とフリーターでバンドマンの種田。大学時代に軽音サークルで知り合い、付き合って6年になる2人は、多摩川沿いの小さなアパートで一緒に暮らしていた。そんなある日、芽衣子は種田に背中を押してもらう形で、嫌気の差していた仕事を辞めることに。一方、種田はサークル時代の仲間とバンド“ロッチ”の活動を続けるものの、将来の不安と焦りから音楽への思いを押さえ込んでバイトに励むようになっていた。だが、芽衣子にそのことを指摘された結果、バイトを辞めてレコーディングに集中し、デモCDを完成させ、今回のチャンスを掴めなければバンドを解散することを決意。しかし、厳しい現実を突きつけられた種田は、ある日突然、芽衣子に別れを切り出す。その後散歩に出たまま戻らない種田が書いた曲“ソラニン”の歌詞をなぞりながら、彼の帰りを待ち続ける芽衣子だが…。
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原作未読で鑑賞。
自分には“何か”があるはずという根拠のない自信と、でも何もないかもしれないという不安。流れに逆らって生きるのが格好いいと思っていても、周りに流される心地よさも知っていて踏み出せない弱さ。非現実的な夢を追うのを馬鹿にしていても、現実の自分を受け入れられない苛立ち。歳をとる毎にどんどん自分の可能性が狭まっていくような焦燥感。ストーリー自体に目新しさはないけれど、そんな誰もが経験するようなモラトリアム世代の足掻きを上手く切り取っていたと思う。
バンド仲間の加藤やビリーが愛すべきキャラクターだったのに対して、種田のキャラクターが最後まで理解できなくて好きになれなかったけれど、原作を読めばもっと違う印象だったのかもしれない。
そして何より音楽が良かった。ラストのライブシーンの宮崎あおいの歌は決して上手とは言えないけれど、“今を生きていく”という決意が力強く伝わるものだった。ASIAN KUNG-FU GENERATIONが原作の浅野いにおの詞に付けたメロディも、どこか青臭くてセンチメンタルで良かったし、エンディングの「ムスタング」も元々この作品に触発されて作ったというだけあって世界観とマッチしていて素敵な余韻が残る。

【超個人的評価】
atom×atom-★8
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