虎屋の林檎形という名の蒸羊羹系生菓子の季節がやってきてました。
今年も美味しくいただきました🍎🍏🍎🍏🍎
そして、11月22日サントリーホール。何年振りの来日でしょうか。
待ちわびていた、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の演奏会に行きました。
指揮はアンドリス・ネルソンス。
曲は、ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」から前奏曲と愛の死
ブルックナー:交響曲第9番
毎回このオーケストラの来日で楽しみにしているのが、
コンサートマスターと、トランペットの首席は誰が来日するか。
まずプログラムを購入。そして、メンバー表をみる。緊張の一瞬。
↓画像はプログラムより拝借
コンサートマスター、Sebastian Breuninger
キタ―――――――――(゚∀゚)―――――――――!!
躍動するコンサートマスター。
彼のヴァイオリンがぐるぐる回ると、
見えないオーラでグッと全体の音色が変わる瞬間がある…気がする。
トレモロの箇所では、あまり弓を動かしてないように見えていても
常人にはみえない速さで弓が動かされているに違いない
聴くだけではない、観るたのしさ。そして魅せられる。
首席トランペット、Gábor Richter
とうとうついにキタ―――――(゚∀゚)――――――!!
10年以上待った――――――――――――――!!
その小柄な雰囲気とは真逆の、パワフルな音色🎺
弱音でも埋もれずにまっすぐ客席まで届き、
強奏部分ではそれはそれはストレートに心に突き刺さる。至福のひととき。
そんな推しメン満載のゲヴァントハウス管弦楽団。
美しい音色に触れられて、綺麗なハーモニーが空気に消えていくさまとか、
休止の緊張感とか、各プレイヤーの演奏姿とか、ネルソンス大きいなぁとか、
より視覚と聴覚がよろこんでいる感覚を味わいました。
いつかぜひGábor Richterの演奏でマーラーの激しい曲を聴きたいなぁ。
何度も聴きたい。毎年聴きたい。
ひとつ面白かったのが、
お客さんで『BRAHMS4』って描かれたシャツを着ている方に遭遇したこと。
このワーグナーとブルックナーのプログラムの日にブラームスをブッ込んでくる
その勇気に敬意を表しつつ、かすかに芽生えた『俺もそれ欲しい』という感情
そして探したらあった(笑)
なんなら他の作曲家のあれこれもあった(笑)
※画像はAmazonより拝借しました。
翌日の11月23日はティアラこうとうへ。
東京シティフィルハーモニック管弦楽団の演奏会へ行きました。
猿江恩賜公園もいい感じに紅葉してましたですね🍁
東京シティフィルのティアラこうとう定期、ここ何年か通っていると、
住吉駅周辺への愛着というか、安心感が湧いてくるようになりました。
指揮は松本宗利音。曲は、
グリンカ:スペイン序曲第1番「ホタ・アラゴネーサの主題による華麗なるカプリース」
ロドリーゴ:アランフェス協奏曲(ギター:朴 葵姫)
(ギターアンコール タレガ「アルハンブラ宮殿の思い出」)
ドヴォルザーク:序曲三部作「自然と人生と愛」
グリンカってルスランとリュドミラの序曲しか知りませんでしたが、
こういう快活な作品もあって、すがすがしい気分になりました。
アランフェス協奏曲も生鑑賞ははじめて。
素敵なメロディーが多くて、視覚も楽しめて、ギターとオーケストラも良いものです。
後半はドヴォルザークの「自然の中で」「謝肉祭」「オセロ」の3作品。
謝肉祭以外ははじめて聴きました。気に入りました。手もとに欲しくなりました。
特に気になったのが3曲目のオセロ。ワーグナーっぽい節回しもでてきて、
愛がテーマだとなかなかドラマチックな想像力が搔き立てられて・・・
誰しもいろいろあるのかなぁと・・・。あれこれ思いを巡らせるのも愉しいです。
今回のシティフィルの演奏会では、知らなかったいい曲をいろいろ知ることができました。
さすがに11月後半となると、日も短くなります。
今年もだんだん冬が近づいてきました。
今回の福どらは楽しみにしていたほほえみマロン。
マロングラッセ入りの高級どら焼き。
今年もあと一か月ちょっと。これから寒くなるのでしょうか。
ドヴォルザーク聴くと、地元に帰りたくなりました。