本当のことを言うと、気が付いていました。
歯医者さんへ行かねばならない、と。
でも口の中の痛みって、頭痛や腰痛、腹痛などと違って「その時だけ痛む」ことが多い。
飲食時とか歯磨き時とか。
ずっと痛いわけじゃないから我慢できる。
で、なんとなく先送りする。
症状にもよるけど、歯の疾患は基本「勝手に良くなる」ことはあまりない。
虫歯は勝手に治らないし知覚過敏や歯槽膿漏は深く静かに進行していくだけではなかろうか。
我慢できなくなって駆け込むほど痛くなった時はけっこう進行している場合が多い。
そう思うなら早く行けよ、自分。
だけど「行かなきゃなあ」と思うだけで日が過ぎる。
それが歯医者。
その痛みは、今までも時々あった。
いつも左側で「知覚過敏」と言われ薬を塗ってもらっていたのですが今回は右。
で、見た目は全く異常ないように見えます。
だけど知覚過敏って、左側がなったからわかるけど、冷たいものがアイスピックで刺されたかのごとく痛いわけです。
でも今回は・・・あ、冬だから？
冬だから冷たいものを食べていないから気付かないの？
アイスを食べて確認してみようという勇気はありません。
でもあの時の痛みとは種類が違うような・・・よくわからない。
わかるのは歯ブラシを当てると痛いということだけだ。
指で触っても全然痛くない。
でも、歯ブラシを当てると～飛び上がりそうになりますね。
歯ブラシを外すと～普通。
当てると～いだだだだ・・
なんじゃこれ？
遊んでいるのではありません。
確認作業です。
しかしなんだか冗談みたいな症状だ・・。
知覚過敏。
歯周病。
歯槽膿漏。
虫歯以外のことばかり思うのは年齢のせい・・・？
鏡で見てみました。
腫れも出血もない。
でも、歯を磨こうと歯ブラシを当てた瞬間「・・・・・！！！！」という感じで痛い。
とてつもなく痛い。
しかもほぼ右半分全域。
おそらくすごく悪いのは一部で、その周辺に痛みが飛び火しているのに違いない。
特に食べるのに支障はなく、染みたりもしない。
ただ、歯を磨こうと歯ブラシ当てると冗談か？と思うぐらいに痛い。
気のせいだと思うことにしました。
でも、三日間連続となればそれはもう気のせいじゃないね・・・。
いっそ歯磨きをやめてしまえ。
と、思わなくもないが、痛みは解決しても根本的問題は解決しておらぬ。
これだけ痛いなら、もうよからぬことが起きているには間違いない。
見えない歯の根っこあたりに炎症発生、とか若干腐ってる、とか。 
外側きれいなのに、歯の内側がおそろしく虫歯、とか。
いろいろ考えたけど、考えても治るわけではないのでここまできたら「もうしょうがねえ！」って感じでついに歯医者さんに電話して予約をねじ込んでもらいました。
よく予約が入ったな。
運が良かったとしか言いようがない。
金曜の夜、歯医者に行って説明すると「うーん、見た目は何もなさそうなんだけどね、風をかけてみますね」とのこと。
シュゴ―・・・ 風がかけられたとたん声にならない叫びが！！！ 
「あ、ここですか」
先生、若干笑ってます。
「力入れて磨かないようにしてくださいね。薬塗ります」
歯を磨くのって難しい。
何年歯磨きをやっているのだ。
何十年もやっているのに未だにうまくできてないって・・・。
丁稚奉公も終了の年月だよ？
いったい、何やってた？
親方からどつきまわされて暇を出されても文句は言えぬ。
そのぐらいの年月、毎日歯みがきってやつをやってきました。
しかし未だに合格点もらえず。
どんだけ歯磨き難しいの！？ 
薬のおかげで痛みは若干軽減したようです。
が！
出ましたよ、痛みの法則が。
1番痛いところが治まると、2番目にいたかったところが出てくる、というアレ。
右上も、痛いです。
薬を塗ってもらわなければ。
どうして一度で済ませられんかったのだ、わたし。
右半分全滅、特に下！って思っていたはずなのになぜ上の申告を忘れた？
反省していても治るわけではないので、週明けにまた歯医者に予約のための電話を入れようと思います。
知覚過敏、あなどれないやつ。
冷たいものが染みるだけじゃなかったの？ ←左側はこのパターンだったからすぐ知覚過敏だと思った