上総層群 VS くらやみ祭 | 上総層群

上総層群

上総海盆・古東京湾海底谷の生物たち

ナミガイ 久しぶりに府中の森郷土資料館へ、市内で出土した、戦時下の遺物を見に行ってきた。以前よく見かけた掩体壕の発掘は興味深い展示ものだった、市内に残る防空壕や1トン爆弾など昭和の遺跡に感激した。相変わらずの無文の須恵器や土師器などのかわらけは色気ないものであったが、蓮華文の軒丸瓦は感激した、しかし、しかしだ、なんと常設展の上総層群がかたずけられている。かわりに暗闇祭の見事な企画展が・・・・・ええ!まあしかたがないか、印象の連光寺層産など私ですら欲しくない、いらない!しかし、そこまでして暗闇祭が大切か?いか、やはりこちらのほうが大切だろう。恥ずかしながら暗闇祭を紹介する大型スクリーンのハイビジョンに見入ってしまった。やはり古生物は一般にはなんの役にも立たないのだ、多摩○○都の展示の悲惨さは、まさに自然科学からみれば愚の骨頂の展示だった、だが、ここ府中は金がある分、暗闇祭の展示は素晴らしかった。市内で発見された珍しい墳形をほこる古墳の玄室は、なんと多摩の上総層群のシルト岩というかシルト質の砂層を切り崩して加工したものが使用されていたそうだ。古代人もこの付近で唯一の硬い岩、というか地層に着目していたのは感激だ!

 写真は珍しく片殻のナミガイだ、普通は9割が両殻で見つかるが、こいつは河底に片殻だけで埋まっていた。どうせ壊れると思っていたが、予想以上に頑丈であった。東京都 上総層群産