根室本線新狩勝トンネルは入口が二つあって中の信号場で合流するというY二構造のトンネルです。
それは1966年、急こう配であった落合・新得間が新狩勝トンネルを経由する新線に切り替わった際に、のちの中で石勝線が合流することを前提に完成・教養が開始されました。
実際に石勝線と合流するようになったのは1981年10月のことでした。
国土地理院2.5万分の1地形図 落合 より
落合駅より道道をルウオマンソラプチ川を遡ると何度か根室本線と交差
線路上に上がる。右の小屋は上落合信号場の施設
まずは線路上を落合方面に向けて歩いてみる。
線路上を歩いてみる1966年の付け替えながら枕木は木製だった。
2016年9月以来6年間列車は通っていない。
道道136号線を越える橋梁に向かう
路傍にあった8‰の勾配標
ルウオマンソラプチ川を越える
しかしそれ以上は草が伸び、木々が覆いかぶさり侵攻不能
というわけで、上落合信号場に引き返す。
新狩勝トンネル根室本線上り方(落合方)入り口
新狩勝トンネル入口とある
根室本線に入ってみる。
トンネル内よりソロを見る
根室線入り口・石勝線入り口の間にある上落合信号場管理棟(通常無人)
石勝線トマム方面を見る
新狩勝トンネル石勝線上り方入り口
根室本線富良野・新得間が廃止となれば、この新狩勝トンネルの落合口も塞がれてしまうことになるだろう。