6〜7年餌をあげてた街猫を、ずっとずーーっと保護したいと思ってました。

やっと受け入れ準備がやっと整ったので、捕獲のプロの方に来て頂きました。
 




 

その日はお母さんの姿が無かった為、残念ながらクックのみの保護になってしまいました。
クックはカフェに連れて来てからは、こんなにビビリな子居る?というくらい、怒る事・鳴く事も忘れ、ずっと無表情なまんまでした。




 
街猫時代は、私が行くと、「にゃ〜にゃー」と他の子達に「ご飯来たよー・食べに行こう〜」と呼び、尻尾をピンと立て、路地から出て来てくれたのに
 
保護してからは、全くご飯を食べてくれなくて、5日目から、仕方ないので強制給餌。
口の中に手を突っ込み、シリンジで少しずつご飯をたべさせた。
 
普通ノラだった子を触ると怒るのが普通だけれど、されるがまま。
口を開けチュールを口の中に押し込んでも、飲み込んでくれず、口から流れていった。
 
そうこうしているうちに1週間が経過。
放っておいたら、臓器がダメになってしまう!と思い病院へ連れて行った。





 
 
 
帰ってからは、他の猫の存在がストレスになってるのかも?と思い個室に移動。
 
高い位置に小さな窓があり、カギが閉まってるか?確認。
ケージの扉は開放にしてあげた方がストレスがかかないかと思い、ケージに一旦いれたけど扉は開けたまんまにしておきました。
 
ストレス軽減になるかと思い、部屋にはダンボールやおもちゃも置き、監視カメラで同行を見守てた所、窓付近の棚に移動。
 
ずっと深夜迄そこに居たのに、朝5時に目覚め、チェックしたら、窓が開いていてた。
 
大急ぎでお店に向かったけれど・・・
やはりクックが居ない。
 
他の部屋は絶対に窓が開かない様に、窓枠を釘で止め付けてるのに
この部屋だけ、猫を入れる予定が無かった為それをしていなかった。
カギをかけていたので、大丈夫だとタカを括ってた私のミス
頭がそこ迄回ってなかった。
 
 
私が保護しなければ、いつも通り過ごしていたのに
クックの運命を狂わせてしまった。

チラシ500枚を配り猫が潜んでいそうな所にカメラを設置。



 
猫の保護を手伝って下さる猫探偵さんにも相談。
ですが、トレイユカメラを設置し、チラシを配ってるなら、僕たちがする内容と同じです!と
深夜動き回り探した所で、猫は出て来てくれない。
それより、チラシを配り、目撃情報を待つのが得策です・・・と。
めちゃくちゃ親身に教えて下り電話を切りました。
 
  
死んでしまったらどうしよ〜
もう頭いっぱいな中
色んな相談が舞い込んで来て(涙)
 


昨日カメラにクックがご飯を食べてる姿が映っていた。

左耳の横に入った切れ込み、尻尾の形状からして

間違いなくクックだ。


お店では全く食べてくれなかったのに…






今夜も来てくれたら良いな〜!と祈る思いです。

暫くは様子を見て、捕まえ方を考えて見なければ…と思いながらも、


ここまで怯えさせたクックを、捕まえカフェに連れてくるのが正解なのか?

 
幸せにしてあげたくて頑張ってるのだけど、何が幸せなんだろう。
わからなくなってくる。

 
クック本当にごめん。

きっと貴方は元いた場所に戻りたいんだよね。