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行徳の訪問マッサージ師 田口です。

 

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脳卒中と並ぶ脳の病気の一つに『パーキンソン病』があります。

 

パーキンソン病は簡単に言うと、体がスムーズに動かなくなってしまう病気です。 

 

 

脳は神経に電気信号を伝えて、体を動かすよう命令します。

 

パーキンソン病では、この電気信号がうまく神経に伝わらないために、体が動かないのです。 

 

本人は動かそうとしているのに、体が思うように動いてくれないという状態なのです。 

 

こうなってしまう原因は、未だに詳しくわかっていません。 

 

 

このパーキンソン病を患っているTさん(70代男性)には、目立った症状は見られません。

 

日常生活は、何でも自分でできる人です。

 

そんなTさんに、私はリハビリの意味でお願いしていました。

 

「短い距離でよいので、毎日歩いてください」

 

Tさんはそれを実行するようになってくれました。

 

 

1ヵ月程経ったある日のこと。

 

Tさんは「最近少し膝が硬くなったかもしれない」と言い出しました。

 

どんなものかと足の関節を動かしてみると、それほど硬い感じはありません。

 

むしろ少し柔らかくなって、以前より曲がると感じるくらいです。

 

そんな話をしたところ、Tさんは「段々欲が出てきたかな」と笑っていました。

 

 

似たような話は、時々患者さんから聞きます。

 

しっかりと体を使っているからこそ起こる良い兆候だと、私は思っています。

 

リハビリをすることで、以前より身体状況が良くなったのです。

 

それに伴って、「調子が悪い」と感じるレベルも上がっているのです。

 

 

人間は良くも悪くも“慣れの生物”です。

 

筋肉痛を起こす場面がよい例でしょう。

 

 

学生時代は毎日練習していても、特に痛みを感じなかったと思います。

 

ところが社会人となり、普段は全く運動をしなくなります。

 

たまに運動する機会があって張り切ると、翌日はあちこちが痛くなる…

 

誰もがそんな経験をしていると思います。

 

 

毎日高い負荷をかけていれば、筋肉もそれに慣れるのです。

 

高い負荷がかかっていなければ、少しの負荷でも苦痛なのです。

 

その反動が筋肉痛となって現れるのですね。

 

 

Tさんの膝も歩いて使うことで、曲がるレベルが上がったのです。

 

その影響で、以前よりも高いレベルで「硬い」と感じるようになったのだと思います。

 

少しずつ、そのレベルを上げていければ良いですね。

 

気付いた頃には、もっと歩けていると思います。

 

いつの間にかできた!はよくあります。

 

 

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

 

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