こんにちは。
行徳の訪問マッサージ師 田口です。
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人は脳卒中を発症すると、多くの場合に後遺症が現れます。
症状が重い場合には、寝たきりになってしまうこともあります。
寝たきりが体に悪いということは、誰もが想像つくかと思います。
ただ具体的にどのようなことが起こるのかは、病気をして初めて気付くことが多いと思います。
その一つが、『褥瘡』(じょくそう)です。
褥瘡とは、皮膚に持続的な圧迫が加わるために、体内の血流障害が起こることです。
その結果、皮膚や皮下組織が壊死してしまった状態を言います。
柔らかい桃をテーブルに置いて放置しておくと、設置した面から傷んでくるような感じです。
『床ずれ』という名称の方が、馴染みがあるかもしれません。
寝たきりでは体とベッドが常に接しているため、接している部分の皮膚が傷みやすくなります。
これを予防するために、特殊なマットレスを使用したり、ベッドと体の間にクッションを入れる等の方法があります。
また体の向きを変える『体位変換』も、推奨されることです。
こうしたことは、寝たきりになればアドバイスされると思います。
褥瘡の対策として、意外と知られていないと個人的に思うことがあります。
それは、ベッドのシーツやパジャマの”しわ”が、褥瘡を生じる原因になり得ることです。
介護関係者の方はご存知ですが、一般の家庭ではそれほど浸透していないと感じます。
寝たきりになれば骨や筋肉も弱ることに加えて、皮膚表面も弱くなってしまいます。
健常者では些細に思えることでも、寝たきりの患者さんにとっては大問題です。
これこそ、病気になって初めて気付くことではないでしょうか?
寝たきりの患者さんに対して、私はよく体を起こしてベッドに座ってもらうようにしています。
再度ベッドへ寝かせるときには、やはりシーツや着ている服のしわは直した上で行うことを心掛けています。
注意しても、し過ぎることはないですね。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
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市川市 行徳 脳卒中のリハビリ専門治療院
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