こんにちは、行徳の訪問マッサージ師 田口です。

 

■お問い合わせは → 電話 047-356-4707

■かかる料金は → 健康保険証が使えるのでこの程度です。

 

 

『腰部脊柱管狭窄症』(ようぶせきちゅうかんきょうさくしょう)のUさん(80代女性)は、時々ひどい足の痛みやしびれに襲われます。

 

 

人の首から腰にかけての骨は、円柱状の積み木が重なっているようなものです。

 

首から腰にかけての骨を総称して、『脊柱』と言います。

 

脊柱も、首は『頚椎』、胸(背骨)は『胸椎』、腰は『腰椎』に、それぞれ分かれます。

 


1個1個の円柱状の骨には、神経の束が通る穴が開いています。
この穴は、『脊柱管』と名付けられています。

 

脳から下半身へつながる神経は、この脊柱管の中を通ります。

何らかの要因で、脊柱管が狭くなってしまうのがこの病気です。

 

脊柱管の狭くなった部分が、中を通る神経に触れて刺激します。

 

 

そのため、刺激された部分から下の箇所に、痛みやしびれが出るようになります。

 

その結果として、歩きづらくなってしまうことがあります。

 


Uさんは調子の良いときは、特に痛みを訴えることはありません。
反対に調子が悪いときは、歩けなくなってしまいます。

 

先日訪問した際は、調子の悪いときだったようです。

 

ただし、いつもは左太腿の裏側が痛いと訴えるのですが、この日は太腿の前面が痛いと訴えていました。

 

要するに、いつもと痛む場所が違うのです。
やはりこれも、脊柱管狭窄症の影響と思われます。

 


骨の中のことなので、推測になってしまいますが…

 

1個1個の腰椎はいつも固定されている訳ではなく、多少動くことがあります。

 

動いて少しズレたことによって、太腿の前面を担当する神経に触れていると思われます。

 

神経に触れない位置で固定されれば、一番良いのですけどね。

 


背中や腰の骨が、ある程度の範囲で動くことは仕方ありません。

 

ただし、あまりにグラグラ動いて安定しないのでは、体自体も安定しません。

 

こうした背骨などの関節を安定する役割をしているのが、『インナーマッスル』です。

 

 

インナーマッスルとは、文字通り”内部の筋肉”を指します。

 

筋肉には体の外側を覆っている筋肉と、体の中心に近い部分の筋肉とが存在します。

 

後者がインナーマッスルですね。

 


ですのでUさんの痛みが安定しないのは、インナーマッスルが微妙に腰骨を支え切れていないのかもしれません。

 

このところ調子が悪い日が続いていたので、あまりインナーマッスルを鍛える動きができなかったことも原因の一つでしょう。

 

痛みがある間は、無理に動かしても辛いだけですからね。

今週の調子を見て、またやることを考えましょう。

 

 

インナーマッスルの訓練として、いつも行っていることがあります。

 

それは、割と単純なことです。

 

 

 

 

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

 

◆訪問マッサージの効果を知りたい方◆

実際に、こうした効果が出ています。


◆利用する患者さんの声を知りたい方◆

患者さんの感想がこちらです。

 

市川市 行徳 脳卒中のリハビリ専門治療院

訪問マッサージ みなと治療院

 

■診療時間 9:00~19:00

■定休日 日曜日・祝日

■お問い合わせ 電話 047-356-4707

(電話に出られないことが多いため、留守電にお名前とご用件をお願いします)

 

市川市内を始め、船橋・浦安・新浦安・幕張などへ、訪問治療いたします。