こんにちは!

 

今回は、マグワートの4回目、ホメオパシー療法とフラワーエッセンスについてです。

今回もこちらの本を参考にしました。

フラワー療法事典

 


ホメオパシー療法では、“Altemisia vulgaris”の根を使うようです。
これは、オウシュウヨモギの学名ということで良いようです。

それから、いろいろ検索しているうちに、びっくりした情報を見つけました。
北海道に昔から生えている、通称ヨモギですが、実は【国内外来種として北海道ブルーリストに掲載】されています。

 

 


さて、ホメオパシーでは、主として感情の極度の高揚、興奮、恐怖によって生じる痙攣やてんかんに用いられます。
また、夢遊病、カタレプシー(四肢が一定の位置に固定されてしまう病的状態)、着色光によって引き起こされる神経性のめまいにも処方されます。
“Altemisia”は、主として婦人用の治療薬として用いられる、と書かれているのですが、これはハーブ療法と同様ということのようです。
成分としてはほとんど含まれないほど希釈するにもかかわらず、“特に、月経不順、月経過小、月経痛、腹部の激痛を伴う切迫流産、子宮脱出症などに使用される”とのことですので、ヨモギ、というもののエネルギー?については、やはり興味深いなと、思います。

一方、フラワー・エッセンスでは、オウシュウヨモギ<Altemisia vulgaris>ではなく、その近縁種で、アメリカに自生する“Altemisia douglasiana”を用います。
興味深いのは、「精神の月に似た受動性を促進」という部分です。
つまりは、“夢の世界の鮮明さと認識を高める”ということのよう。
夢分析をするときの、洞察力を高め、精神的認識の統合を促す、ということですので、くりえいとの作業内容にも含めている、オラクルカードリーディングなどとの関連性もありそうです!


マグワートは、“夜の意識から昼の意識へとバランスよく移行するために用いる”、と書かれています。

これは、単なる自律神経のバランスを整えて、活動バランスを整えるという意味合いというよりも、「つながりをもつ」ということの意味合いが強いのではと感じます。
また、非合理的で、感情的すぎ、ヒステリックになりやすく、夢ばかりみてぐっすり眠れないことの多い人々に適しており、
いわゆる、フワフワして、夢見がちな感覚の人が、地に足をつけた現実的な感覚と考え方ができるように、ということにもつながっていくのかな、と思いました。

婦人用の治療薬となるのは、ハーブ療法、ホメオパシー療法と同様ですが、「月経や出産といった身体の“開花期”を助ける」という解説が、月の周期と関係あるのかもしれないと思うと、夢と現実のつながりという意味合いとも、結びつけることもできそうですね。

使い方の例として、“マグワートのハーブ・オイルにフラワー・エッセンスを混ぜ、月経異常の治療や安産のためのマッサージに使用”とも書かれていました。
血行を促進し、身体を温める、とのことです(*^^*)

 

 

現在でも、リラクゼーションサロンなどで、よもぎ蒸しというメニューがあり、身体を温めるとされていますが、古来から女性に良いとされてきたヨモギが、現代でも使われているのですね~ニコニコ

 

 

 

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様々な言葉は、どんな立場でどんな団体の学問体系によって使っているのかを確認してみなければ、違った意味で使っていることもあるので、言葉の定義については、これだけが正しいと思いこむことは、ちょっと誤解が生じる可能性もあるので要注意です。
  
それから、何度も繰り返し書いておきます。
「治療」など、「医療行為」と混同するような書き方をそのまま使ってお客様に「勧めて」しまうと、医師法違反になったり、薬機法違反になったりしますので、気を付けてくださいね。
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