こんにちは!

 

今回は、ハーブのマグワート(オウシュウヨモギ)の3回目、ハーブ療法についてです。

 

 

今回もこちらの本を参考にしました。

 

フラワー療法事典
 

 

マグワ―トは、月経不順、月経過多、月経痛、抑制月経など、月経に関する諸症状、更年期障害に用いられてきました。
また、受胎能力の向上や安産のための治療薬としても推奨されてきました。
英語で書かれた最初の婦人科学手引書では、他のヨモギ属植物とあわせて難産への使用を勧めています。
中国では、子宮からの出血を止めるのに用いられ、活力に欠ける冷え性の女性の場合など、切迫流産に使用されることもあるとのこと。

お灸に使う艾(もぐさ)には、止血効果があるといいますが、お灸の原料となるヨモギはマグワートとは違う種類のヨモギを使っていますね。

中国では艾葉ガイヨウ(チョウセンヨモギやコモンマグワートの葉)を、日本ではオオヨモギやカズサキヨモギの葉です。

 


ヨモギ属全体を考えると、とてもたくさんの使われ方をしているようなので、興味深いです。

マグワートは、寄生虫の駆除にも使用されました。

消化力の衰え、腸内の毒素、腸の鬱滞、肝臓の諸症状、疲労、脱力感、病後の回復期などの治療薬としてもつかわれてきました。
そして、マグワートはワームウッドと同様、すぐれた健胃剤であり、肝臓や堪能からの消化酵素や胆汁の分泌量を増やすことにより、食欲と消化を促進するとのことです。

ワームウッドも、ヨモギの仲間ですが、消化器に作用する、駆虫薬として使用する、と書かれたものが多いですので、詳しく調べてみたくなりました。

 

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様々な言葉は、どんな立場でどんな団体の学問体系によって使っているのかを確認してみなければ、違った意味で使っていることもあるので、言葉の定義については、これだけが正しいと思いこむことは、ちょっと誤解が生じる可能性もあるので要注意です。
  
それから、何度も繰り返し書いておきます。
「治療」など、「医療行為」と混同するような書き方をそのまま使ってお客様に「勧めて」しまうと、医師法違反になったり、薬機法違反になったりしますので、気を付けてくださいね。
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