シビックテックとは、「市民主体で自らの望む社会を創りあげるた
(アマゾンへのリンク)
前半は事例を交えつついろんな取組手法を紹介。
後半は、第4章で先日紹介したおっはークラブ講師の藤井さんも「
https://ameblo.jp/chiso-
「何もしない人」を許容するという環境に協働の真髄がある。
シビックテック活動をしている集団の特徴は、 軍隊のように作戦遂行をするための集団ではなく、「協働」 状態を維持している集団である
「何もしない」を許容するということは、自分も含め、
疲れたら休めるということである。また、力が及ばなかったり、 忙しくて何もできない人でも適宜、 協働に参加できるということである。(P99)
との言及が興味深い。
また、「お味噌汁理論」として
冷めた表面と温かい底の方の温度差で対流が生まれ、
地域住民の声に耳を傾け、多様な人々の温度差に気づき、
プロジェクトを通して人同士が信頼関係で結ばれ、対流を起こす。 その温度差や対流の中で、 構造を作り出そうとするのがシビックテック活動(P103)
と自然の法則に沿った方法が、
最終章は、
いま、市民が実際に力を手にし、
しかもゲーム感覚で楽しみながら行政の問題に参加し、 コミュニティの改善に貢献できるようになっている(P125)
と、
地方創生の分野で注目されている地域の多くは、
関係者による対話が起こり、そこから信頼関係や協働が生まれ、
そんな動きを起こしていくにはどうすればいいのだろうか。